第二章
続いてみました。前話見てないとはなしがわからんです。暇だったら見てってください。
第二章
「もうやめてくださいよお嬢様! あなたが倒れてしまったなんてことになったら、私は奥様と旦那様に顔向けできません」
執事の顔は真っ青だ。私が心配させてしまった。
「ごめんなさい」
私にはこれしか言えなかった。
「いえ、わかっていただけたならいいのです。もう寝不足で倒れるなんてことにはならないように」
「約束するわ」
私はそう言った。嘘だ。決して寝不足だったわけでも体調が悪かったわけでもない。ただ倒れた。理由は分からない。それだけだった。だがこれ以上執事を心配させる訳にはいかない。だから黙っていた。それが最初の後悔だった。
視界の右下で何かが動いた。黒くてすばしっこい例のあれだと思った。生憎私はGは怖くなかったので退治してやろうと思い、逃げた机の下を見た。もうすでに奴の姿はなく、逃げ去られた後だった。顔を上げて立ち上がった時、今度は左上だ。また奴だ。今度こそ退治しようと奴がいたほうを見ると、すでにいなかった。この時はただすばしっこいだけだと思っていた。だが、これが毎日続いた。いい加減鬱陶しかったので、執事にお願いしたところ、私の部屋で待ち構えて奴を倒す準備をしていた。そして、奴が現れたはずなのに執事にはまるで見えていないらしい。目の前を飛んだはずなのに気づきもしなかった。さすがにおかしいと思い始めたころ、私がベッドに潜った瞬間突然めまいに襲われた。
目を開けるとまたいつものホールだった。だが、いつもと違うのは音も人の気配もないということだった。よく目を凝らすといた。黒服の紳士が一人でこちらをずっと見つめている。まるで、私を呼んでいるかのようだった。私は少しずつ近づいていった。そして、階段を上がると、彼は消えていた。だが、彼がいた所に紙が落ちていた。そこにはこう書いてあった。
「異端者め! 出ていけ! ここにはいないほうがいい。
ここでは絶対に踊ってはいけない」
気味が悪かった。最初の二言は、明らかに後のものとは筆跡が違った。おそらく同一人物ではないだろう。そして、突然床が抜けた。そのまま落下の勢いで気を失い、次に目を覚ましたのは自室だった。
前回投稿できるかどうかなんて言ってましたねww意外とモチベが燃え尽きてないのでまだ続くかもです。




