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戦国猫日記  作者: 黒猫ルナ
第一部
9/19

刑部様と風邪

「刑部様、何か言う事はございませんか?」


五助さんが寝込んでいる刑部様に言葉を発する。


「……ごほっ」


「反省はしているが、後悔はしていない……ですか」


五助さんが色んな意味で怖いです。


今、起こった事をありのままに話しますね。


刑部様が風邪をひきました。


五助さん曰く、驚異的な引きこもりをした後は決まって寝込んでいるそうです。


そういえば、この時代の風邪ってヤバイんじゃなかったかしら?下手するとポックリ逝くって……考えるのやめよう。寒気がしてきたし。


怖い話をした時の独特の寒気に似てる気がする。


現実逃避してたら刑部様の様子がおかしい。


ちょっと五助さん?!それ以上の説教は……刑部様の顔色ヤバくなってる。……薬師のおじさま呼ばないとまずいかも。


「刑部様、お加減はどうですか?」


ちょうどタイミングよく薬師のおじさまが現れた。


「……刑部様と五助殿。私が何が言いたいか、おわかりですね?」


「……はい。」


とても嫌な予感がします。あっ五助さん?!私を捕まえないでよ。


この後、刑部様はとても苦いお薬を処方されて顔をしかめていました。


五助さんは拳骨を貰ってのたうちまわり、私はこれでもかと言うくらい薬師のおじさまに撫でられました。

薬師のおじさまはちょい悪オヤジイメージです

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