|大仏《おさらぎ》守 vs 井上魁斗 ~共鳴の英雄 vs 究極のギャンブラー!~
大仏守 vs 井上魁斗 ~共鳴の英雄 vs 究極のギャンブラー!~
審判が手を上げた。
「――サザンクラシック第一試合! 大仏守 対 井上魁斗!」
観客が轟いた。
大仏は清潔な仕草で神具を導いた。
「――共に来い、ドーン! 新たな高みへ登るぞ!」
武器が両手の間に具現化した。かなりの大きさの剣で、瞬時にスタジアムの光を捉えた。
「――ゼウスの神具が戦闘に入る! 虎の英雄が準備万端だ!」
スペンサーが轟いた。
大仏は数歩進み、ドーンを肩に乗せた。
「――君と戦えて光栄だ、井上青年」
魁斗は一瞬彼を観察した。
「――ありがとうな、ムキムキ」
彼はウインクした。そして観客席へ向き直った。
(今、俺のこと……ムキムキって呼んだ?)
大仏は一瞬ぽかんとした。
「――このトーナメント最高のスペクタクルを見る準備はいいか!?」
マニヴェルが彼の傍らに具現化した。魁斗は片手でそれを掴み、重要な贈り物を開けるかのような厳粛さでゆっくりと引いた。
「――美しきイザナミが何を用意してくれたんか、見てみようや」
カチッ。
巨大スクリーンが結果を映した。
ローラースケート。
奇妙な沈黙がアリーナを走った。
「――ローラースケート?」
特別室からジークが呟いた。
ローラースケートが魁斗の足に具現化し、ひとりでに調整された。魁斗は一瞬それを見た。笑った。
「――おお。これは楽しくなるぞ」
大仏は眉をひそめた。相手が何をしようとしているのか理解できず、その不確かさは彼に合わなかった。
「――共鳴の戦いの名を汚すつもりか?」
彼は自分の力で確かめることにした。いつものカウンターの戦略を捨て、主導権を取った。
ドーンが水平の斬撃で降りてきた。
魁斗は滑った。
刃は虚空を貫き、その方向へ切り裂く空気の跡を残した。大仏は即座に回転し、二撃目を繋げた。
また回避。また。また。
ゼウスの共鳴者は、観客が何が起きているのか完全には理解しないまま、アリーナ中を彼を追い始めた。
魁斗は頭の中で、西部劇映画の有名な格闘俳優を真似ていた。
「――キアアアアアア!」
大仏の首への飛び蹴り。
「――ヤアアアアアア!」
胸へのもう一撃。
「――ハイヤアアアアア!」
大仏は最後を防いだ。衝撃で半歩後退した。有意なダメージではなかった。もっと悪いものだった。
困惑。
最初の数分は、大仏が制御できないリズムで過ぎた。そしてそれが彼を苛立たせ始めていた。
◇
一つのミスが戦いを変えた。
回転蹴りを繰り出そうとした時、魁斗は滑った。
ドーンが雷のように降りてきた。刃は彼の首から数センチのところを通過した。魁斗は即座に後退した。
マニヴェルが再び彼の手に現れた。
「――時間切れだ、紳士淑女の皆さん! 次のスペクタクルの時間だ!」
彼は再びレバーを引いた。
カチッ。
大剣。
魁斗は瞬きをした。もう一度見た。まだ輝いていた。
「――え?」
一呼吸。
「――紳士淑女の皆さん! ボーナスが来ます! なんて運がいいんでしょうね?」
戦いの中で初めて、彼は本当に驚いたようだった。
ローラースケートが消えた。巨大な大剣が彼の前に現れた。
大仏は待った。待ち続けた。
「――使うのか、使わないのか?」
魁斗は笑った。答えなかった。ただ上を指さした。
観客は理由も分からず彼を真似た。
ゆっくりと、何かが高みから降りてきた。重力がその役目を果たした。
もう一振りの大剣が空から落ちてきた。
「――ボーナスは二振りの大剣のようだ!」
観客が爆発した。大仏は目を見開いた。
魁斗は両手に一本ずつ剣を握っていた。
「――今度こそ」
◇
衝突が始まった。鋼対鋼。武器が轟いた。
魁斗は何年も両手の刃で訓練してきたかのように動いた。大仏は完璧な精密さで応じ、一つの動きも無駄にしなかった。
初めて本当の打ち合いを交わした。
そして初めて、ドーンが輝き始めた。
サンダーズ・リベンジが力を蓄えていた。すべての防御。すべての衝撃。すべての鋼の衝突が、その能力を養っていた。
それは特別室でも気づかれた。
「これはまずいわ」
華凛が言った。
「もしあれが俺の思っとるもんやったら……」
瞬が呟いた。
「どういうことや?」
ジークが尋ねた。
「大仏の戦い、見たことないんか?」
「ない」
「サンダーズ・リベンジは、戦闘で受けたすべてのダメージを蓄積し、それを倍にするカウンターや」
華凛はアリーナを見た。
「彼の神具が輝きとるってことは、もう蓄積し始めとるってことや」
「――頼む、あのバカの魁斗にいいもんが出ますように!」
アキが拳を握った。
ジークは思わず、ホテルでの仁の言葉を思い出した。
「あいつと訓練しとる。いつも練習で負けるんだが、あいつのカウンターに耐えられん」
◇
アリーナに戻ると、大仏は地形を取り戻し始めていた。彼の打撃はより重く。より速く。より止めにくくなっていた。
そしてドーンはより頻繁に輝いた。
魁斗は後退した。防いだ。また防いだ。
やがてドーンが隙を見つけた。斬撃が彼の胸を斜めに貫いた。血が砂に飛び散った。
「――時間を無駄にさせた分だ」
大仏守はゆっくりと進んだ。
「――相手を敬わないのが残念だ。答えとして、この戦いを今ここで終わらせる」
魁斗は膝をついたままだった。苦しそうに呼吸していた。
痛い。とても。
(どうやってここから抜け出す?)
痛みと、観客の騒音と、期待の中で。魁斗は受けた一撃を嘆いた。
「――虎の英雄の見事な一撃! これが彼の最初の直接打撃だ! 井上魁斗が倒れている! これは大仏守のもう一つの勝利となるのか!?」
スペンサーが轟いた。
だが、まだ終わっていなかった。
魁斗はゆっくりと立ち上がった。両方の大剣を掲げた。目を閉じた。
「イザちゃん。俺が何を頼むか、分かっとるやろ?」
祈り。
一瞬の静寂。
光彩が彼の体に降りた。
傷が皆の目の前で塞がり始めた。観客は驚いた。大仏も。
特別室で、ジークは目を離さなかった。
「光彩を……こんなに早く?」
「何を企んどるんや?」
華凛が呟いた。
アリーナでは、その答えを混沌が体現した者が持っていた。
魁斗は目を開けた。
「続けるで」
彼は前に走った。勢いをつけ、猛禽が獲物の上に昇るが如く跳んだ。空中で、回転し始めた。
二本の大剣が彼と共に回った。鋼の旋風。全力で降下した。
大仏は最初の一撃を防いだ。二撃目。三撃目。四撃目。
五撃目が彼の顔に届いた。血が彼の右の頬を伝った。
アリーナは静まり返った。
大仏が血を流していた。英雄が血を流していた。
魁斗は着地した。少しふらついていたが、笑っていた。
再びマニヴェルが現れた。
「――この動き、楽しんでもらえたか? だが観客は入れ替わる、この試合もな」
彼はマニヴェルのレバーを引いた。
カチッ。
バナナ。
名前が輝いていた。
魁斗はスクリーンを見た。次にバナナを見た。
「――二回連続で輝いた? 宝くじ買おうかな! なんて幸運なんや!」
彼は空を見た。
「――それ、イザちゃんにも言うとるで」
観客はどう反応すればいいか分からなかった。笑うべきか、ブーイングすべきか、嘆くべきか。
魁斗は果物の皮を剥いた。そして食べ始めた。
傷がゆっくりと治り始めた。胸の切り傷が小さくなった。呼吸が良くなった。
しかし、問題があった。もう武器がなかった。大仏にはあった。しかも非常に強力なものが。
そして彼は激怒していた。
「――このクソ野郎、もういい加減にしろ!」
血がまだ彼の顔を伝っていた。
彼は前進した。そして走った。そして疾走した。
魁斗は逃げ出した。追跡はアリーナ全体を横切った。
どこかで、魁斗は振り返らずに後ろへ皮を投げた。大仏はそれを見なかった。
彼の足がその上に着地した。
――ツルッ!
見事に滑った。
その後に起きたことはあまりに異常で、アリーナが処理するのに一秒かかった。
ドーンが大仏自身の肩に激しく突き刺さった。
観客が爆発した。
大仏の表情が変わった。彼の誇りが破壊された。英雄が消えた。虎の若き才能の指導者が消えた。本命が消えた。
残ったのは、激怒した一人の男だけだった。
マニヴェルが最後に現れた。
カチッ。
メリケンサック。
「――ヘルイェー!」
アリーナが轟いた。
魁斗は両手に武器を装着した。大仏は反応すらしなかった。我を失っていた。
ドーンは小さな太陽のように輝いていた。十分に蓄積されていた。サンダーズ・リベンジが準備万端だった。
守は歩き始めた。ゆっくりと。
一歩一歩に、音量を必要としない言葉が伴った。
「――このクソ野郎。ここから出られると思うなよ」
「――怒らせてもうたみたいやな、大男」
魁斗は小声で呟いた。
「――今か、それともないか」
大仏が近づいた。一歩ごとに、前より重く。歩みが走りになった。走りが攻撃になった。
魁斗は後退しなかった。できなかった。何が来るか正確に分かっていた。
彼は攻防一体の構えを取った。左手で防御、右手で攻撃。均衡を見つけるか、すべてを一撃に賭けるか。
目を閉じた。
黒いオーラが彼から放たれ始めた。ジークは特別室からそれを認識した。チームの他の者も。
心境。
すべてのエネルギー。すべての集中。イザナミとのすべての関係。
没入。動機。覚悟。
すべてを一撃に賭けた。
「――行くで……」
大仏はすでに間合いに入っていた。彼は地震のような踏み込みで前進を締めくくった。
ドーンが降下した。
「――サンダーズ・リベンジ!」
光と叫びがアリーナ全体を覆った。
(来た!)
心境が発動した。
魁斗は目を開けた。ドーンはすでに彼の上にあった。避けるには遅すぎた。
彼は左腕を上げた。メリケンサックが衝撃を受けた。
だが、左腕が爆発した。ゼウスの共鳴者の力を支えきれなかった。
血が空中を覆った。痛みは言葉にできなかった。
光彩があっても。バナナの治癒があっても。それでも。
魁斗は叫んだ。大仏は胴体へ押し込んだ。もう一度。
井上魁斗の腕は、ゼウスの怒りに耐えられなかった。
観客席で、観客たちは黙り込んだ。スペンサーさえも沈黙した。
特別室では、全員が衝撃を受けていた。本当に衝撃を受けていた。
左腕が爆発した。痛みは計り知れなかった。
だが、魁斗は倒れなかった。これは一つのことだけを意味していた。
魁斗はすべてを攻撃に賭けていた。
大仏はすでに頭の中で試合を終わらせていた。油断した。
次のラウンドを計算している者の自然さでガードを下げた。
それが彼のミスだった。
魁斗は右拳でクロスを放った。
痛みで歪んだ彼の頭の中で、その瞬間は叙事詩的だった。
闘志について、限界を超えることについて、有名なスーパーヒーローマンガを引用する内的な演説。
だが、現実にはそんなものではなかった。
ただの一撃だった。勢いもなく。構えもなく。優雅さもなく。
ただ絶対的な信念だけ。
拳は自信に満ちた大仏の顔の中心に完全に命中した。
音がアリーナ中に響き渡った。
大仏は動かなくなった。彼の目は焦点を失った。
彼の頭の中では、勝っていた。だが現実には――
英雄は倒れた。
沈黙はほんの一秒続いた。
【――意識喪失!】
審判が手を上げた。
【――勝者、井上魁斗!】
アリーナが爆発した。
魁斗は膝をついた。残った左腕を押さえながら。息を切らしながら。
少し前までブーイングすべきか拍手すべきか分からなかった何千人もの人々の轟音を聞きながら。
控え室から、アレクサンドロスが笑った。神聖なエネルギーがゆっくりと彼の体を修復し始めた。
腕が少しずつ戻ってきた。まるで世界が、彼が賭けたものを返すかのように。
魁斗は、激痛と共に立ち上がった。観客を見た。笑った。
そして、回復した拳を天へ突き上げた。
歓声は耳を聾するほどだった。
特別室では、井上瞬が久しぶりに静かに泣いていた。華凛は席の端にいて、心から幸せそうだった。アキは説明するまでもなかった。
ジークは静かな笑みでアリーナを見ていた。
魁斗がホテルでの数日間で教えたすべて――没入、動機、覚悟――が、今、最も純粋な形で実行されるのを見た。
理想的な条件なしに。正しい武器なしに。完全な腕なしに。
ただ信念だけ。あの陽気で、真面目で、未熟な魁斗。彼は本当の自分を見せた。
スペンサーが言葉を見つけるのにしばらくかかった。見つけた時、彼は一切音量を下げなかった。
大仏はアリーナの反対側からゆっくりと立ち上がった。顔を上げることができなかった。
おそらく井上魁斗だけが彼を倒すことができた。なぜなら――
彼は自分の最悪の部分を見せてしまった。そして、それを自覚していた。
それが彼の本当の敗北だった。
第一試合が終わった。
サザンクラシック最初の大番狂わせが、今、起きた。
◇
魁斗は痛みを堪えながら、アリーナのトンネルをゆっくりと離れていった。その間、参加者のメタルメイデンとサエ・ガオランがアリーナへ向かっていた。
「魁斗さん、大丈夫ですか? 控え室までお手伝いしましょうか?」
メタルメイデンが尋ねた。
「必要ないで、明芙。気にしないで……ちょっと眩暈がするだけや……二人とも、幸運を祈るわ」
「ありがとう、魁斗さん。次の組み合わせで会えるといいですね」
「運なんていらねえよ、クズ」
サエ・ガオランが言った。ガオランは床に唾を吐き、魁斗への無関心を示した。
「お言葉ですが、彼をそのように侮辱するのは感心しません。あなたの強さは認めますが、礼儀を忘れるべきではない」
メタルメイデンが静かに、しかし騎士のような威厳を持って叱責した。
「さっさと行け、ババア。アリーナでぶちのめしてやる」
メタルメイデンは拳を握りしめ、タイ人の共鳴者の言葉に怒ったが、魁斗の背中を叩いて励まし、アリーナへと向かった。
しばらくして、魁斗は控え室に着いた。彼の部屋の扉には「井上魁斗」と書いてあり、彼は中に入った。
水のボトルを手に取り、ベンチに座る。アリーナの喧騒は遠く、爆発した左腕の痛みだけが静かに脈打っていた。
彼は立ち上がり、控え室の奥にある特別な扉へと歩み寄る。共鳴カードをスリットに通すと、扉が重い音を立てて開いた。
一歩、中へ踏み入れる。
魁斗が目を開けると、そこは最も陰鬱な暗闇だった。だが、一歩進むごとに、徐々に薄暗く、しかし手入れの行き届いた部屋へと変わっていった。
「魁斗……おめでとう……」
イザナミが言った。
「よう、イザちゃん! 何か食べ物ある? 腕の痛みに耐えられへんわ」
「え……うん……これ、食べて……」
イザナミは神聖な野菜の飲み物を渡し、魁斗はそれを飲んで気分が良くなった。
「ああ、今は最高の気分や! なあ、イザちゃん、歓喜の葬送溜の貯蔵庫を見てもええか?」
「うん……魁斗……」
イザナミは神具の貯蔵庫を開いた。そこには、神具から出てくる可能性のある物体が置かれていた。
魁斗はその物体を詳細に観察した。様々な武器、様々な物体、そして多くの食べ物があった。
「うーん……このトーナメントでそんなに道化を演じるわけにはいかへんな、そう思わへん?」
彼は顎に手を当てて言った。
「それは……危険やと思う、魁斗……真剣に戦った方がええ……少なくとも、私はそう思う……」
「ところで、イザちゃん、お土産持ってきたで」
魁斗はポケットから金色の髪留めを取り出した。イザナミの黒く青みがかった髪に触れ、それを横に分けた。すると、彼女の目が見えた。
「気に入ったか、イザちゃん?」
「うん……ありがとう、魁斗。でも、直接目を見るのはちょっと恥ずかしい……」
「その問題、一生治らへんのやろな! ははは!」
「魁斗、からかわないで!」
「これ手伝ってくれ。いくつか物を出すわ」
魁斗はかなりの量の食べ物と不要な物体を取り出したが、彼の目は特定の何かに留まった。
「壊れた封印……」
「ああ……壊れた封印……」
魁斗は壊れた封印を取り出そうとしたが、それを動かすと暗黒の攻撃を受け、痛みが走った。
「どうやら俺はこれを永遠に出せへんようやな……そうやろ?」
「それを見るたびに……あの決断を後悔する……」
それを聞いて、魁斗はイザナミの領域に初めて来た時のことを思い出した。
◇
――3年前。
井上魁斗は十八歳で島に来た。彼は直接小倉市に到着し、その姿は今とは全く異なっていた。
金髪のツンツン頭、真剣な眼差し、普通の体格、非常に実用的。
「地図によると、ここに来るはずや」
彼は小倉市の第3共鳴本部の前で呟いた。
「こんにちは! 私、モモと申します。本日は私が担当させていただきます。どのようなご用件でしょうか?」
「ああ……共鳴カードを作りたいんや」
「島は初めてですか?」
「ああ」
「なるほど。では、この書類に記入してください」
書類を終えた後、モモは魁斗にリンボへ向かうよう指示した。
(島に来たのは正しい決断やったんやろか)
魁斗は思った。
(来る前にどの神とも契約しとらん。でも、もし思った通りにいかへんかったら、大阪に帰るだけや……)
魁斗はリンボへ入り、目を開けると、鬱屈した無気力な女性と向き合った。全身黒いドレスをまとい、髪が目を覆っていた。
「拒否……拒否……承認……拒否……」
女神は呟いていた。
「おい……何しとるんや?」
女神は魁斗の方を向き、作業を続けた。
「拒否……拒否……拒否……承認……」
魁斗は彼女に近づいた。
「なあ、話しかけられたら答えんのは無礼やで、知っとるか?」
「邪魔しないで。忙しいの」
「あんたが俺の担当の女神やろ。せめてやる気くらい見せろや……」
「そのために来たの? 分かったわ……」
女神は暗黒の鎌を具現化し、構えた。
「はい……壊れた封印って言うわ。もう帰りなさい……」
魁斗は明らかに怒った顔で鎌を受け取った。
「なあ、自分の弟子に興味がないなら、なんで共鳴の女神になったんや?」
女神は机から立ち上がり、彼の方を向いた。
「必要だからよ。あんたはもう神具を持ってる。帰りなさい。私は忙しいの」
ポータルが開き、魁斗を領域から遠ざけ、最終的に共鳴本部へと戻した。
魁斗はモモのところへ戻ってカードを無効にしようと考えたが、よく考え直し、まず戦うことにした。
(女神は神具について何も言わへんかった)
魁斗は思った。
(これが共鳴の仕組みなんか?)
その後、魁斗の意識は現在に戻り、イザナミを見てただ微笑んだ。
一方、第二試合が始まろうとしていた。
【後書き】
今回の試合、書いていて本当に楽しかったです!
魁斗さんは書いている側も予測不能で、本当に楽しいキャラクターですね!
まさかローラースケートから始まって、バナナが出てくるとは……
彼の次の一手がどうなるか、誰にも分かりませんね! (☆▽☆)
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