第八話 護石と装飾品
第八話 護石と装飾品
新しい装備を身にまとったナインたちは、鍛冶屋を後にした。
「次はどこへ行こうかな?」
すると、里長フゼンの言葉を思い出す。
「そうだ!」
「護石と装飾品!」
ナインはあずきとマックスを連れ、加工工房の奥にある護石工房へ向かった。
工房の中では、白髪の老職人が護石を磨いていた。
「おや。」
「大型鳥竜種を討伐した新人さんじゃな。」
「こんにちは!」
ナインは光る護石と光る装飾品を机へ置く。
「鑑定をお願いします!」
「任せなさい。」
老職人は専用の台へ護石を置く。
淡い光が工房中へ広がる。
しばらくすると光が収まった。
「ほう。」
「なかなか良い物じゃ。」
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光る護石
納刀術 Lv1
スロット①
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「納刀術!」
太刀使いのナインにぴったりのスキルだった。
続いて装飾品も鑑定する。
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光る装飾品
研磨珠【1】
砥石使用高速化 Lv1
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「これも使えそう!」
ナインは嬉しそうに笑う。
老職人はさらに口を開く。
「この里では護石や装飾品を合成・強化できる。」
「不要な物も素材になるから、決して売ってはいかんぞ。」
「はい!」
「護石を強化すると、新しいスキルが宿ることもある。」
「装飾品も合成すれば性能が上がる。」
「面白そう!」
ナインの目が輝く。
「今は素材が少ないから無理じゃが、これから狩りを重ねればどんどん強くなる。」
「頑張ります!」
その時。
あずきが老職人の足元を見つめた。
「ニャ?」
「おっと。」
老職人は小さな袋を取り出す。
「大型モンスター初討伐記念じゃ。」
「オトモにも贈り物がある。」
あずきへ手渡されたのは一冊の小さな巻物。
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オトモスキル習得
応急回復術
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「ニャ!」
あずきは嬉しそうに飛び跳ねる。
続いてマックス。
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ガルクスキル習得
疾風走法
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「ウォン!」
マックスはその場を素早く駆け抜ける。
さらに。
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狩猟忍具
投擲巻物
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「これで遠距離から仲間を援護できる。」
老職人が微笑む。
「ありがとうございます!」
ナインは深く頭を下げた。
護石。
装飾品。
オトモたちの成長。
少しずつ、パーティー全体が強くなっていく。
その時、集会所の鐘が鳴り響いた。
ゴーン……ゴーン……。
「新しいクエストが来たみたい!」
ナインはあずきとマックスを連れ、再び集会所へ向かう。
次なる相手は、牙獣種――。
アオアシラだった。
第九話へ続く。




