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第七話 新たな装備

第七話 新たな装備


翌朝。


鍛冶場には、朝早くから力強い槌音が響いていた。


カンッ!


カンッ!


真っ赤に熱せられた鉄を打つ音が里中へ響く。


「すごい……。」


ナインは思わず見入ってしまう。


ホムラの里自慢の鍛冶屋。


歴戦のハンターたちの武器や防具を作り続けてきた名工が腕を振るう場所だ。


「いらっしゃい!」


筋骨隆々の鍛冶師が豪快に笑った。


「ドスジャギィを倒した新人ってのは、お前さんか!」


「はい!」


ナインはアイテムポーチから大量の素材を取り出す。


ドスジャギィの素材。


ジャギィの素材。


鳥竜玉。


鍛冶師は満足そうに頷いた。


「十分だ。」


「これだけあれば一式作れる。」


「本当に!?」


「ああ。」


鍛冶師は設計図を広げる。


━━━━━━━━━━


製作可能装備


ホムラ式紫牙刀


ホムラ式紫牙装束


オトモ装備


━━━━━━━━━━


「全部お願いします!」


「はっはっは!」


「気前がいいな!」


鍛冶場に再び槌音が響き始める。


カンッ!


カンッ!


火花が舞う。


熱せられた鋼へドスジャギィ素材が組み込まれていく。


しばらくして——。


「完成だ!」


最初に差し出されたのは一本の太刀だった。


紫色の刃。


ドスジャギィの牙を意匠に取り入れた、美しく鋭い刀身。


━━━━━━━━━━


ホムラ式紫牙刀


攻撃力アップ


斬れ味向上


━━━━━━━━━━


「かっこいい……!」


ナインは静かに刀を抜く。


シャリン。


鋭く澄んだ音が響いた。


続いて、防具が運ばれてくる。


━━━━━━━━━━


ホムラ式紫牙装束


━━━━━━━━━━


ホムラの里らしい和装を基調とした着物風の防具。


紫と黒を基調にした軽量設計で、動きやすさを重視している。


肩当てや籠手にはドスジャギィの素材が使われ、鳥竜種らしい力強さを感じさせる意匠となっていた。


「着替えてきます!」


しばらくして。


新しい装備へ身を包んだナインが姿を現す。


「おお!」


鍛冶師が笑う。


「よく似合ってるぞ!」


ナインは何度も身体を動かしてみる。


「軽い!」


「すごく動きやすい!」


鍛冶師はさらに二つの小さな箱を取り出した。


「次はオトモたちだ。」


「ニャ!」


「ウォン!」


あずきとマックスが前へ出る。


まずはあずき。


小豆色の模様が映える紫色の軽装防具。


小型の兜と丈夫なベストを備え、ブーメランも新調された。


━━━━━━━━━━


紫牙ネコ装備


紫牙ネコブーメラン


━━━━━━━━━━


「ニャー!」


あずきは嬉しそうにその場でくるりと一回転した。


続いてマックス。


紫色の装甲を胸や肩へ装備し、機動力を損なわない造りになっている。


口には鳥竜素材で作られた頑丈な牙武器。


さらに背中には新しい狩猟忍具も装着された。


━━━━━━━━━━


紫牙ガルク装備


紫牙牙刃


狩猟忍具


鉄犬具


━━━━━━━━━━


「ウォン!」


マックスは力強く吠え、嬉しそうに駆け回る。


「みんな格好いい!」


ナインは笑顔で二匹を撫でた。


「これからも一緒に頑張ろう!」


「ニャ!」


「ウォン!」


三人は新しい装備を身にまとい、次なる狩猟へ向けて気持ちを新たにするのだった。


第八話へ続く。

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