表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
11/16

第十一話 牙獣種との遭遇

第十一話 牙獣種との遭遇


渓流へ到着したナインたち。


澄み切った川が流れ、滝の音が辺りに響いている。


「きれい……。」


思わず見惚れる。


しかし。


今日の目的は観光ではない。


狩猟だ。


導虫が青白く輝きながら前方へ飛び始める。


「まずは採取から!」


ナインたちは渓流を歩き回る。


━━━━━━━━━━


薬草×68


ハチミツ×42


アオキノコ×35


光蟲×26


にが虫×18


鉄鉱石×28


大地の結晶×15


マカライト鉱石×12


流水草×20


竜骨【小】×22


竜骨【中】×10


━━━━━━━━━━


「今回もいっぱい!」


すべてアイテムポーチへ収納する。


「あとはアオアシラだね。」


その時。


導虫が急に上流へ向かって飛び始めた。


「痕跡!」


大きな足跡。


木に深く刻まれた爪痕。


岩に付着した黒褐色の体毛。


導虫は痕跡の周囲を飛び回る。


「間違いない。」


「すぐ近くだ。」


ナインは背中に背負ったホムラ式紫牙刀へ手を伸ばいた。


シャリン――。


美しい音を響かせながら太刀を抜く。


「ニャ!」


あずきはブーメランを構える。


「ウォン!」


マックスも牙武器を構え、狩猟忍具を背負い直した。


ズシン。


ズシン。


地面が揺れる。


次の瞬間。


ガァァァァッ!!


川を割るように巨大な影が立ち上がる。


黒褐色の体毛。


発達した巨大な前脚。


鋭い爪。


堂々たる巨体。


━━━━━━━━━━


牙獣種


アオアシラ


━━━━━━━━━━


アオアシラは川で魚を捕っていたらしく、大きな鮭を咥えている。


ナインたちに気付くと、鮭を放り投げた。


「ガァァァッ!!」


咆哮が渓流へ響き渡る。


鳥たちが一斉に飛び立った。


「来るよ!」


ナインは低く構える。


アオアシラは四足で一気に距離を詰めてきた。


ドドドドドッ!!


「速い!」


巨体とは思えない突進。


ナインは横へ回避する。


その直後。


巨大な前脚が振り下ろされた。


ドゴォン!!


岩が砕け散る。


「すごい力……!」


ドスジャギィを上回る怪力だった。


「マックス!」


「ウォン!」


マックスが疾風走法を発動。


一気に側面へ回り込み、牙武器で斬りつける。


ザシュッ!


「ガァッ!」


続けて。


「ニャ!」


あずきがブーメランを投げる。


ブーメランはアオアシラの肩へ命中した。


「今だ!」


ナインは地面を蹴る。


背中から抜き放ったホムラ式紫牙刀が陽光を反射する。


「はぁっ!」


鋭い一太刀が、牙獣種アオアシラへ向かって振り下ろされた。


第十二話へ続く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ