第十話 食事と渓流への出発
第十話 食事と渓流への出発
翌朝。
ホムラの里は活気に満ちていた。
ナインは新しいホムラ式紫牙装束に身を包み、背中にはホムラ式紫牙刀を背負う。
「よし!」
身支度を整えると、あずきとマックスもやって来た。
「ニャ!」
「ウォン!」
「その前に、ご飯を食べよう!」
狩猟へ向かう前に食事をする。
それは全ハンターの常識だった。
三人は里の食堂へ向かう。
「いらっしゃい!」
食堂のおばちゃんが笑顔で迎える。
「今日は何にする?」
ナインはメニューを眺める。
「肉!」
「魚!」
「野菜!」
三種類の食材を組み合わせる。
しばらくすると、大きな御膳が運ばれてきた。
炭火で焼いた肉。
香ばしく焼かれた川魚。
新鮮な野菜たっぷりの汁物。
「いただきます!」
「ニャ!」
「ウォン!」
三人は夢中になって食べ始めた。
「美味しい!」
食べ終えると、身体の奥から力が湧いてくる。
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食事スキル発動
攻撃強化【小】
防御強化【小】
体力強化【中】
ネコの受け身術
ネコの医療術
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ステータス上昇
体力アップ
スタミナアップ
攻撃力アップ
防御力アップ
属性耐性アップ
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「これで準備万端!」
ナインは満足そうに笑った。
食堂を出ると、集会所前にはカエデが待っていた。
「行ってらっしゃい、ナインさん。」
「行ってきます!」
ナインは背中のホムラ式紫牙刀を軽く叩く。
あずきはブーメランを抱え、マックスは狩猟忍具を装備している。
門を抜けると、導虫が青白く輝きながら飛び始めた。
目的地は渓流。
牙獣種アオアシラが縄張りとする広大な狩猟地だ。
途中、ナインは交易船の桟橋へ立ち寄る。
「ホムラポイントで薬草とハチミツ、それから鉄鉱石をお願いしまーす!」
交易船の船員は笑顔で頷く。
「次の入港までに揃えておきます!」
さらに農園へ寄る。
畑には薬草やアオキノコが青々と育ち、鉱脈では鉄鉱石や大地の結晶が採掘されていた。
「収穫が楽しみ!」
必要な管理だけ済ませると、ナインたちは渓流へ向かった。
導虫が空中を舞い、目的地への道を照らしていく。
「アオアシラ!」
「絶対に勝つよ!」
ナインは背中の太刀へ手を伸ばし、力強く前を見据えた。
第十一話へ続く。




