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太田君の彼女は妖精さん⁈  作者: 本田 そう
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アダム

今回は短いです(仕事の合間にちょこちょこ書いていたので)けど、話の内容がなんかとんでもない方へ‥‥‥。

『堕天使アザゼル』を死神に導き、このトンネルに『結界の壁』を作った人物‥‥‥‥、

「それは『堕天使ルシファ』」とヒロは思い当たる人物の一つの名を出した。その名を出した途端カンナとアクアは

「「『堕天使ルシファ!!』」じゃと!」と言うとお互い顔を向け会い驚いていた。その様な名がまさか自分達の前で出るとは思っても見なかったカンナとアクア。


「け、けどヒロ、私この『結界の壁』悪魔の物じゃないと‥‥」


「ああ‥カンナはそう言ったな。けどこうも言った『けど違和感がある』と。そりゃあそうだよお前らの見てきた『結界の壁』は全て堕天使達が作った物なんだからな」

ヒロが一つ一つ疑問を解いていくと『堕天使アザゼル』の顔は見る見る焦り出した。


「何故?何故人間のお前にわかるの?何故?何故なのおおおお!!」


「まったく!だからお前のその言動と行動からだよ!ただ当てずっぽうに一つ一つ言ってのがたまたま当たっていただけだけどな!」


焦る堕天使アザゼルはヒロの言葉に

「 何?た、たまたまだと!」


「ああ‥そうだたまたまだよ。けどこうも自分が言った事がズバズバと当たると怖いがな」

そう言うとヒロはフラフラになりながら立ち上がる。


「‥‥けど何で『堕天使ルシファ』なの?」

カンナが疑問な感じで聞いて来た。


ヒロはカンナを見て答えた。

「正直俺にも分からないんだよ。ただ頭の中にフッと浮かんだんだよ、その名が‥‥」

ヒロはその時思っていた。自分は堕天使などルシファなどそんな物は知らなかった事を。ただ何となく頭に浮かんでいた言葉、名前などを並び変えて話していた事を‥‥‥。

『もしかするとこれも『妖精の加護』なのかも‥‥‥それともなにか別の‥‥』


そしてまた頭に浮かんだ事をヒロは言った。

「『堕天使ルシファ』はあの『悪魔サタン』の前の姿だと‥‥‥⁈」

「「悪魔サタン!」じゃと!」

カンナとアクアはまた驚いた。しかし一番驚いたのは言っていたヒロだった。

『堕天使ルシファは悪魔サタンと同一人物だって!!‥‥けど‥‥それならカンナの『結界の壁』のあの違和感の説明がつく』

‥‥ヒロの頭の中に浮かんだのは『堕天使は天使と悪魔の両方を持ったもの』「それは『堕天使』の字から察するにわかるが‥‥天界を追放されたのも‥‥けど何故?」

『堕天使ルシファは天界では「明けの明星」を表す』「て、どう言う事だよ?」とヒロ。

『『八つの想念』には、貪欲ひんよく淫蕩いんとう金銭欲きんせんよく悲嘆ひたん・怒り(いかり)・嫌気いやけ虚栄心きょえいしん傲慢ごうまんの中で、傲慢ごうまんの部分がルシファーにあたる』

「‥!‥じゃあ『堕天使ルシファ』は傲慢がゆえに天界を追放され『悪魔サタン』になった。憎き天界を潰すために‥‥」

けど‥いやなぜ‥そもそも傲慢だけで天界を追放されなければ‥‥と考えていたヒロの頭にまた浮かんだ言葉、

『堕天使(そのころはまだ天使だった)はアダムに頭を下げ従うように神から言われたが‥‥それを拒んだ。その為に天界から追放された‥‥』

『‥‥アダムだって!!』

アダムは神が作った最初の人間だ。それはヒロでも知っていた。

「神が作った最初の‥‥人間‥‥!そうか!

堕天使ルシファは人間を恨んでいた!神が作った人間を!」しかしヒロはまだ納得できないでいた。それはなぜ『堕天使アザゼル』今ここにいるのか?そして何故女性の形の姿をしているかだ。

「‥‥‥‥わからないことだらけだ!て、言うかスケールでかすぎだろ!俺達に対応できるのかよ!」

そして次の言葉が頭に浮かんだ時ヒロは絶句した。

「‥‥‥‥はああ?‥な、なんだってえー」

その言葉とは‥‥‥。




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