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太田君の彼女は妖精さん⁈  作者: 本田 そう
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結界の壁の崩壊!!

「堕天使アザゼルは‥‥‥堕天使ルシファに恋していたああああ!!!!」

ヒロは驚くのも無理はない。なにせ『堕天使が堕天使を好きになった』からであるから。

そもそも堕天使には男女とかあるのか?いやむしろ恋とか芽生えるものなのか?

だいたい堕天使ルシファもアザゼルも男の姿をしていたはず。

「しかし今俺達の目の前にいるアザゼルは女性の形をしている‥‥‥」

けど‥いったいいつからアザゼルは女性みたいな姿になったんだ?そして何故アザゼルは天使になりたかったんだ?そもそも堕天使なんだから最初は天使のはず。それが天界から追放されまた天使になりたいと‥‥。これが人間の女性の考え方ならどうだろう?

色々な考え方があると思う。

好きになった男性についていく。

好きになった男性と別れる。

好きになった男性と結ばれる。

好きになった男性に嫌われる。

好きになった男性に別の人ができる。

好きに‥‥‥‥‥‥‥‥。

考えてもきりがない。

ただ‥‥アザゼルの場合はルシファに別の人ができたがアザゼルはまだ利用価値がありまだそばに置いておく的な、で、アザゼルはそれに嫌気がさしたか?何かか?そんな感じか。

女性になったのはルシファに尽くしたい気持ちが女性へと変えていったのか?ヒロはそう思っていた。


「そう考えるとアザゼルがなんだか可哀想に思えて来た」ヒロがそう言うとカンナとアクアも

「そうだよね」

「そうじゃのう」

とアザゼルを哀れむ目で見た。


「な、なんなんだ!私をなんだと思っているのだ!」とアザゼルが怒り出した。がその時『結界の壁』に異変が‥‥。




そのころ『結界の壁』の外の青葉は、

「あれから暫く怪我人や人がテレポートされて来ない。まだ人は中にいるの?ヒロ君達は無事なの?‥‥‥」

青葉がそう言うと後ろからヨッシが息を切らせながら、

「ハアハア、青葉‥無事のようだな‥ハアハア」

「ヨッシさん!」

「あ、アクアはヒロのとこに行ったみたいだな‥‥」

「ええ、アクアはこの『結界の壁』の中に」

青葉はヨッシにそう説明をするとヨッシは

「‥‥‥これが『結界の壁』か!‥‥これが‥‥これが見えるのは‥」

「ええ、ここにいる人で見えるのは私とヨッシさん、後は中にいるヒロ君達だけです」

そう青葉が説明した時『結界の壁』に異変が。急に波紋の数が多くなりそれはまるで『結界の壁』が波をうっているようにも見えた。

そして「きゃあ!」と言うと青葉は『結界の壁』に弾き飛ばされた。

「な、なんだよいったい!青葉!大丈夫かい?」

「え、ええ」そう言うと青葉はまた『結界の壁』に触ろうとするが弾き飛ばされる。まるで波に押し戻されるように。

「なんなんだよ!何が起こっているんだ!」

ヨッシが叫ぶ。

「‥‥‥ヒロ君‥‥中でなにが起こっているの?‥‥‥」




そのころ『結界の壁』の中でも同じ現象が起きていた。

「な、なんだよ!まるで壁一面が波をうっている感じだ」

ヒロが壁を見て驚いたが‥‥、

「カンナ!何が起こっている?」

「‥‥私にも‥‥ただ‥何か」

カンナはまだトンネル内に入る人達を見にいくと‥‥‥‥、

「‥‥ヒロ!まだトンネル内に入る人達が‥‥こ、これは‥‥‥」

「どうしたカンナ!‥‥‥」

そう叫ぶヒロはいきなり膝を地面についた。

「な、なんなんだ!急に‥‥力が‥‥入らない。いやまるで‥‥抜けて‥‥行くようだ」

「ヒロ大丈夫か!」

アクアが駆け寄る。

「‥‥だ‥‥大丈夫‥‥だ‥‥アザゼル‥‥きさま‥‥なにを‥‥」

ヒロはアザゼルに言うがアザゼルの様子がおかしかった。

「ルシファ!私はまだここにいるのに‥‥何故!何故!ルシファああああ!!!!」



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