結界を破る力
大スランプ。残業が多すぎ!
何を書いているか書いてる本人もわからなくなってきた。
本当、すみません。m(_ _)m
『結界の壁』あらゆる物を遮断する壁。人や物は勿論、能力の力、電波などもすべて遮断してしまう。唯一遮断しないのは結界の壁を壊す力(能力)のみ。
「私も地上に降りる前は二度ほど『結界の壁』を見たことがありますけど、この様な波紋が広がった壁は見たことはありません」
カンナはヒロと青葉にそう言うと、今度はカンナが二人に聞いた。
「二人とも本当にあの壁がみえるんですね?」
「ああ、見えるよ。波紋が広がって辺りが歪んで見える」
ヒロがそう言うと青葉も「そうよ」と頷く。
カンナは数秒考えて頷いくと
「もしかしたらヒロと青葉に『妖精の加護』がついたかも‥‥‥』
「「妖精の加護?」」と二人が言った時、黒い物がヒロ達の数メートル上を物凄い速さで後ろの方へ飛んで行った。それはやはりヒロ達しか見えないものなのか辺りにいた人はそれに気づかなかった。
「いったい何なんだよ!あの黒い物体は⁈」
そしてカンナがポツリと呟く。
「‥‥‥あれはもしかして‥‥悪魔かも。あと、それに近い物かも‥‥‥」
「「えっ?‥‥悪魔?」」
ヒロと青葉はまさか!と驚いた。
けど、よくよく考えてみると自分の目の前には彼女?になった妖精がいる事だし、それにカミナリの妖精だって‥‥‥と思っていたヒロ。
「カンナ、もし今の黒い物体が悪魔だとしたら‥‥あの結界の壁もあいつがしたことか?」
「‥‥わかりません」
「ねえ、カンナ。もしあの結界の壁があの黒い物がした事なら結界の壁はあそこだけかしら?」
青葉がそう疑問に思いながらカンナに聞いた。
「青葉!どう言う事だ!」
ヒロが青葉に聞いた。
「‥‥もしよ、あの結界の壁があそこだけなら反対側の出入り口から出ればいい事だし、トンネル内やトンネルの山の上には携帯電話の中継機があるから外に繋がるはずなのに‥‥」
「‥‥‥じゃあ、結界の壁はこの山全体か、トンネル全体てことか‥‥ハアッ!奴は反対側の方に‥‥‥」
ヒロがそう言いかけた時「ドオーーーーーン」と音がし、突風が吹いてきた。
「うわーっ!!!」
「きゃあー!!」
ヒロ達はいきなりの突風に飛ばされそうになると青葉とカンナを突風から守る為二人に覆い被さった。その時突風に運ばれたガラスの破片や小石がヒロの体に突き刺さったり当たったりした。
「くうっ!」
「ヒロ!」「ヒロ君!」
「だ、大丈夫だ。‥‥それにしても、奴は反対側の出入り口もふさいだのか?」
そう言うと突風は治まったが‥‥ヒロは目の前の光景に驚いた。
さっきの結界の壁の波紋が天上や壁に出ていたのである。周りの一部が歪んで見えたり、水滴の波紋の様なのが天上や壁にいや、トンネル全体に出ていた。
「‥‥青葉の言う通りトンネル全体に結界の壁が広がっているのか!」
「‥‥そうらしいですね。ただ‥‥なんですか、邪気?悪意?らしい感じが強く感じないんです」
カンナは何か不思議がった顔で言うと、何か考えてた後、応えた。
「‥‥これって悪魔の仕業ではないかも‥‥けど‥腑に落ちないと言うか‥‥」
「なんだよ。はっきり言わないとわからないよカンナ」
「正直わからないんですよ。私にも」
「カンナにもわからないの?」
横にいた青葉はそう言うと横の壁に手を置こうとした。それを見たヒロは
「青葉!あぶない!その壁は‥‥」
しかしヒロの言葉よりも早く青葉の手は壁に手をついた。
「青葉!!」
「‥‥‥‥‥‥‥‥な、なんともないよ」
「えっ?青葉なんともないのか?」
「え、ええ。何とも‥‥‥」
青葉は壁に手を何回も叩いたが何ともなかった。それを見たヒロは、
「そんな‥‥」
そしてヒロも壁に手をつくと
「バチッ!」「い、イッテェ!」
やはり結界の壁に阻まれた。
そんなヒロを見た青葉は
「ヒロ君大丈夫?」
「‥‥‥‥‥‥な、なんで青葉だけ‥‥」
「青葉!もう一度壁に手をついてもらえますか?」
カンナが言うと青葉はウンと頷くと壁に手をついた。やはり何も起こらなかったが、青葉の手をついた辺り(手をついた半径50センチ程)だけが歪んで見えたりすることはなかった。それどころか壁がはっきりと見えた。
「カンナこれって‥‥‥」
「‥‥ええ、結界の壁が見える事といい、多分青葉には『妖精の加護』により結界を破る力が備わったのでは」
「えっ?私に結界を破る力が‥‥」
カンナは青葉にそう言うと青葉は驚いた表情でヒロとカンナを見た。




