結界の壁
何とか金曜日までにもう一話を投稿予定してますのでよろしくお願いします。m(_ _)m
ヒロが見たものとは、トンネルの出入り口が岩で覆い尽くされていた。つまり崩落事故だ。車が3、4台玉突き事故で止まっていたが怪我はたいしたことなく、車から人がおりていたが、普通の人から見たらただの崩落事故の様に見える‥‥‥。
「‥‥な、なんだよ、これは岩の周りに何か波紋のような‥‥俺、目がおかしくなったのか?‥‥」
そう、崩落の岩のつまりトンネル出入り口をすべて覆い尽くすように水滴の波紋の様な物がいくつも浮かんでは消え、消えては浮かんでいた。(わかりやすく言うと石を池に投げると円形状の輪がいくつも広がっていく様な)
ヒロはその波紋が浮かんだ透明な壁?に手をだすと「バチッ」と静電気の強い様な物が手に走った。
「イテッ!‥‥なんだいったい」
周りにいた人もヒロと同じ状態だった。ただ波紋の様な物の壁がヒロにしか見えているのを除いて。
これではまるでこの先を通さない様に壁がある様な感じだ。
周りにいた動ける人達はなんとかトンネルの穴を塞いでいる岩に触ろうとするが電気の様な物が流れている波紋の壁の様な物の為触ることすらできない。しまいには「この岩に電気が流れているのか?」と言う始末。
「やはり、俺しか見えないのか?あの波紋が広がっている壁は」
「と、とにかく今は怪我人の方が先だな」
そう言うとヒロは事故で動けなくなった車の方へ。そして怪我人の応急手当をした。
「とりあえず酷い怪我の人がいなくてよかった」
ヒロは少しホッとした時、
「「ヒロ!」君!」
とヒロの後ろから声を掛けてきたカンナと青葉。
「なんで待ってないんだ!」
「う、うん‥‥ごめんなさい。けどカンナがどうしてもって言うから」
青葉が言うとカンナも
「ヒロ、ごめんなさい。けど何か嫌な感じがしたの‥‥‥」
カンナは何かを感じ取っているのか妙に寒そうな感じで両腕を抱きしめ少し震えていた。
「‥‥‥嫌な感じ?ハアッ!もしかしてあれか」
とヒロは崩落したトンネルの出入り口を指差すとカンナは目を丸くして驚いていた。
「な、なんであれが‥‥ここに」
「カンナ、あれが何かわかるのか?」
「ええ。て、ヒロあれが見えるの?」
カンナはヒロの方を見ると驚いていた。
さらに驚いたのは、
「‥‥ねえ、ヒロ君、あのトンネルの出入り口を塞いでいるところ歪んでみえるんだけど‥‥」
「えっ?青葉、今なんて言った?」
「ええ、だから歪んで見えるって‥‥」
「なっ!‥‥青葉にも見えるって言うのか‥‥カンナ」
「ええ、青葉にも見えているみたいですね」
「ねえ、いったいあれは何なの?」
青葉が言うと、
「ああ、俺も知りたい」
「‥‥‥あれは多分‥‥結界の壁だと思います」カンナは壁の方を向き二人に言った。
「「結界の壁!」」
ヒロと青葉は同時に言うとカンナはウンと頷いた。




