↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
来訪者編〜女子高生は大統領〜改編版  作者: 三日月未来


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
2/6

第2話 夕子殿、朝子殿、大船に乗ったつもりでござるよ

 その日の夕刻、徳田康代は側近の天宮静女と神使セリウスを伴って秋野神社の赤い鳥居をくぐり社務所を訪問した。


 巫女が康代に秋野神主は接客中と伝える。


 徳田たちは社務所の入り口で短い時間を潰すことになった。


 神社の巫女が徳田たちを奥座敷へ案内する仕草を見せて康代が気付く。

そこには見たことのない同じくらいの歳の美しい女性が2名がいた。


 神社と不釣り合いな印象を康代は感じ胸騒ぎを覚える。


「康代さん、紹介するわねーー こちらが昼間夕子先生。隣がお嬢さんの昼間朝子先生」


 康代は秋野神主の言葉の意味をまったく理解出来ずにいた。

どう見ても同じ女子高生くらいの年齢に見える。


『先生、たちの悪い冗談ですか』


「いいえ、冗談じゃないわーー セリウスさんと静女さんなら分かるでしょう」


「ええ、死んでおるはずなのに生きています」


『セリウスさま、どう言うこと』


「時の女神の悪戯かと」


『わからないわ』


「康代殿、神隠し覚えておるでござるか」


『ええ、覚えておりますが』


「あれは次元間の並行世界でござったーー これは、時空間でござるよ 」


『静女ーー じゃあ、これは』


 秋野晴美がぽつりと康代に囁く。


「康代さん、タイムスリップよ」


 セリウスが陰陽師に言った。


「この女性たちは、更に不老不死の秘術の光を全身に浴びております」


⬜︎⬜︎⬜︎


 昼間夕子がセリウスを見て言う。


「目の前に黄金の光が現れ、光の中から時の女神さまが現れました」


「いつですか」

セリウスが尋ねる。


「あれは大政奉還からーー 200年が過ぎたころの時代です」


「今は東和暦2年で大政奉還からーー 301年になります」


「私たちの中で時間が止まってしまっています」


『分かりましたーー できる限り先生たちの協力を生徒会が率先して致しますわね』


「夕子殿、朝子殿、大船に乗ったつもりでござるよーー 」

 天女の天宮静女は、無邪気な声を上げ神社の境内を見つめている。


⬜︎⬜︎⬜︎


 秋野神社の境内に寒桜の蕾みが目立ち始めていた。

少しずつ日没が遅くなって光が強くなっている。


 静女の紫色の髪と瞳が宝石のように夕陽の反射でキラキラと輝いていた。


『明日もお天気良さそうね。静女ーー 』


「康代殿、お天気のことはわからぬでござるよーー 」

 

お読みいただき、ありがとうございます!

ブックマークや評価を頂けると励みになります。

投稿後、追記と脱字を修正をする場合があります。


【連載中】女子高生は大統領 〜家康が女学園の女子高生に転生した〜

【連載中】かぐや姫は帰らない〜前世の契り〜かぐや姫が時空を超えた!

【連載中】魔法使いと王女の時空飛行〜女子高生メリウスと王女ルシア〜大魔法で異世界を駆け抜ける〜


三日月未来(みかづきみらい)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。