文書 No.004-A 現場日誌 令和五年六月七日
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【文書 No.004-A】 現場日誌 令和五年六月七日
文書種別:B/木口主査 現場日誌
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現場日誌(抜粋)
令和5年6月12日
天候:曇(午後一時雨)
人員:主査1、記録担当1、調査員4
作業区:第3トレンチ(中心座標X53,126.0/Y18,740.0)
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作業概要
深度2.8m付近にて遺構確認面を検出した。
清掃後、円形の落込みを確認し、SK-07と仮付番した。
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遺構確認(SK-07)
落込みの輪郭は比較的明瞭である。
平面形はほぼ円形(直径約1.2m(深さ約0.8m))。
埋土は周辺包含層に比して黒褐色で粘性が高い。
壁面は垂直に近く、掘込みは意図的なものと判断した。
臭気はローム臭と異なり、油脂様の気質を帯びる。
換気のため休憩を挟みながら作業を継続した。
遺構番号:SK-07(仮付番)
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覆土観察
覆土中に白色の微細片が混入する箇所があり、清掃の過程で、
片が数枚単位で層状に重なる部位を確認した。
土器片・石器等の通常遺物は現時点で未確認。
白色片は乾燥後も形状を保持し、指先で崩れにくい。
材質は角質片様。
肉眼観察の範囲では、ヒトの爪に類似した形状・厚みを有する。
現場での計数を実施した(第一次精査:110枚)。
翌日以降、試料採取および精査を継続する。
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特記事項
本日の測量作業中、山下主任主事より報告があった。
SK-07検出面の周辺において、方位磁石の示す北方向が
通常より約3度偏向することを確認したとのことである。
測定器具の不具合を疑い、予備の磁石に交換して再測定を実施した。
交換後の磁石においても、同一箇所での偏向が継続した。
偏向範囲はSK-07の開口部からおよそ半径1.5m以内に集中しており、
その外側では通常の方位を示す。
地中の鉄分等による影響の可能性を検討しているが、
当該地点の土質から特異な鉱物成分は現時点で確認されていない。
本事象を記録として留置し、次回の測量時に継続観察する。
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翌日の作業予定
SK-07の精査および覆土採取。
試料番号の付与および個別袋詰め。
臭気の原因特定のための土壌試料採取。
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令和5年6月12日
主査 木口 照彦 ㊞
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