文書 No.028-C 骸ケ谷逆山遺跡 出土木簡四枚 解読報告
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【文書 No.028-C】 骸ケ谷逆山遺跡 出土木簡四枚 解読報告(令和五年七月十九日発送)
文書種別:A/報告書本文(補遺)
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骸ケ谷逆山遺跡 出土木簡四枚 解読報告
外部委託 解読担当(伏字) 最終報告書
発送日:令和五年七月十九日
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【整理担当注】
本文書は、本骸ケ谷案件において令和五年六月二十二日に
出土した木簡四枚(SK-07中央付近、深度四・三m)の
解読を、外部の解読担当(伏字)に委託した結果として、
当該担当者より発送された最終報告書である。
当該担当者は、契約上、現場には来ない取り扱いとなっており、
本書の編纂段階を通じて、対面での確認は実施されていない。
本最終報告書は、令和五年七月十九日付で発送され、
令和五年七月二十二日朝、本調査室に到着した。
最終報告書発送以降、当該解読担当(伏字)との
連絡は、現時点において、再開されていない。
電話・メール・書留・庁内便のいずれの経路でも、
応答が確認できていない。
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【木簡四枚 最終句 解読結果】
木簡第一枚
「来る者は、地に呼ばれて来る」
木簡第二枚
「記す者は、来る者の手を借りて記す」
木簡第三枚
「呼ばれる者は、すでに記された者である」
木簡第四枚
「この手順を記した者も かつては 来る者であった
次に記す者へ伝ふ」
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【解読担当(伏字) 総括】
以上の四枚は、当地における調査者の連続性を、
過去から未来への一貫した手順として記述したものである。
記録者は、各代において、入れ替わる。
しかし、手順は、入れ替わらない。
本報告書を読了した者は、
本報告書の指示する手順の中に、位置することになる。
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【最終報告書 別紙】
本最終報告書には、本文に加えて別紙一葉が綴じられている。
別紙の表題は「本日の現場における出来事(記録)」。
別紙には、本最終報告書の到着日——
令和五年七月二十二日——の現場の出来事が、
すでに、過去形で、記述されている。
該当部分の写しを以下に転載する。
「午後二時前後、現場の南西区画にて、
調査主査・木口照彦の所在不明。
野帳に書きかけの記述あり。
『主査として、本日の作業を——』」
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【整理担当注(続き)】
本最終報告書の本調査室への到着は、令和五年七月二十二日朝。
別紙に記述された「午後二時前後」の出来事は、
本最終報告書の到着時点においては、まだ発生していない。
本最終報告書を受領した時点で、現場主査・木口照彦は、
本書の本文の校閲過程において、別紙の記述を確認した。
確認の事実については、令和五年七月二十二日の
現場日誌(本書 文書No.020)に、
木口主査本人の筆跡による記述が残されている。
ただし、当該日誌の同日の最終欄には、
「主査として、本日の作業を——」という書きかけの一行が、
野帳に残されており、その後の記述は、ない。
本記述の続きを、整理担当者は、本書の収録範囲から、外す。
外す理由について、本書末尾において、確認することができない。
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廣澤 文彦 (編)
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