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文書 No.023 室内整理記録(三)

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【文書 No.023】 室内整理記録(三)

文書種別:C/松田調査員 整理室内記録

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室内整理記録

令和5年8月1日〜8月5日


担当:松田 誠一(整理員)

対象:SK-07出土遺物の台帳照合・写真図版の整理


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8月1日


現地調査(7月22日)終了後の室内整理作業を継続した。

本日は遺物台帳と採取袋の最終照合を実施した。


木口主査の不在について


7月22日以降、木口主査の出勤が確認できない。

本日で8日目となる。


電話への応答はない。

当調査室総務担当に確認したところ、

「連絡が取れていない」との回答であった。

詳細は総務担当が対応するとのことで、

整理作業は継続することとなった。


木口主査の机上には野帳・筆記具・印鑑が残置されている。

持ち出された形跡はない。


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8月3日


台帳照合を継続した。


遺物台帳について


台帳の一部に、自身が記入した記憶のない記述が確認された。

筆跡は自身のものと酷似しているが、

記入日時の記憶がない。

内容に誤りはないため、台帳値として採用した。


なお、本日の照合作業中に、

昨日(8月2日)私が確認したはずの台帳の頁番号と、

本日同じ頁を開いた際の頁番号が一桁異なっている事象を確認した。

台帳全体の頁構成に変化はないように見える。

昨日の記憶違いの可能性を検討したが、

昨日付の整理記録(手元の控え)にも

確かに昨日確認した頁番号が記載されている。


廣澤校閲が本日も来室したとされる。

廣澤校閲は整理棚から特定の台帳を取り出し、

しばらく参照した後、元の位置に戻したと記憶している。

何を確認していたかを問うと、

「順序の確認です」と回答したと、私は記憶している。


ただし、廣澤校閲の在室中に作業卓に置かれていたはずの茶碗

(私が来室時に出したもの)が、

退室後に確認すると未使用のまま残されていた。

湯気はなく、湯量も注いだ時のままであった。

出した記憶と整合しない。


廣澤校閲が来室するのは本日で3回目であるが、

当調査室の出入記録には廣澤校閲の入室記録が

一度も残っていないことを、今日初めて確認した。

あわせて、過去2回の来室時に私が記録したはずの

来室メモ(黄色の付箋)が、

本日整理棚を確認すると一枚も見当たらない。

廃棄した記憶はない。


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8月5日


写真図版の整理を実施した。


写真図版の照合について


付録Gに掲載を見合わせた写真図版(写真13〜写真22)について、

保全フォルダを確認したところ、

写真13・14・15のデータが確認できなかった。

保存操作を行った記憶はあるが、ファイルが存在しない。


バックアップを確認したが同様であった。

当該写真は現場にて撮影済みであることを確認しており、

データの消失原因は特定できていない。


写真16〜22については確認できた。

ただし写真20(熱源探査画像T-01)については、

ファイルは存在するが開くことができない。

エラーメッセージは「ファイル形式が認識できません」。


過去記録の照合について


本日、過去の整理記録を遡って参照する必要があり、

6月16日〜18日付の銭貨洗浄記録(私の控え)を再読した。


当時の記録に「銭貨を手に取り方孔を正面から観察した際、

方孔の奥に『何かがある』という感覚を複数回自覚した」と

記載した記憶がある。

本日確認した控えでは、当該箇所が

「銭貨を手に取り方孔を正面から観察した際、

方孔の奥に『何かがある』という感覚を持続的に自覚し続けている」

と記述されていた。


「複数回自覚した」と「持続的に自覚し続けている」では、

時制および態様が異なる。

私が記憶している記述は前者である。

しかし控えには後者が記載されている。


筆跡は私のもので、訂正の痕はない。

控えは私の机の鍵付き引き出しに保管されている。

署名箱の封印には変化がない。


念のため、本日付の本記録についても複写を取り、

別の場所に保管する。


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以上、令和5年8月5日 整理室内記録


              整理担当 松田 誠一 (署名)


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