ビショヌレ
ザーーーーーー・・・ザーーーーーー・・・
「木坂く・・・」
「ここ、いい場所だから」
そういうと木坂は、真友を屋根の下へ連れて行った。
「・・・有岡は、ごっこ、してなかったって」
「うん。私・・・心の中のどこかで、絶対、・・・音葉のこと友達って思ってる気がして」
「あっ・・・そっちじゃ、な、くて」
木坂は顔を真っ赤にしていった。
「・・・俺と有岡は少なくとも私はごっこじゃない!・・・って・・・」
「・・・あーーーーーーーーーーーっ!!!???」
真友は顔を真っ赤にした。
そういえばそんなこと言った!けどっ、それって・・・告白と同じじゃない!
「・・・木坂くん」
真友はまっすぐ、木坂を見つめた。
「・・・改めて言うね」
「・・・ああ」
「・・・私、木坂くんのことが、ずっと前から好きでした」
真友が言うと、木坂はうれしそうに笑った。
「・・・俺も好きだよ、真友」
木坂の言葉に、真友は顔をリンゴ並みに真っ赤にさせた。
「・・・あれ?」
「・・・見つかっちゃった?」
木の陰から出てきたのは、音葉と蓮だった。
「音葉・・・」
「ごめんなさい真友っ!」
いきなり謝られて、真友は「え?」といった。
「・・・真友が言ってくれたから・・・気づけた。私、真友と木坂にヤキモチ焼いて・・・ひっどいことして。でもさ、私と木坂が付き合ってるって公表したあの日、・・・気づいたら目で追ってて。で、滑り台にも行ってて・・・私、友達だったのかもしれない。今更こんなこと言ったって、遅いとは思うけど」
音葉は頭を下げて言った。
「私と友達でいてくれますか?」
「・・・真友・・・」
木坂がそう言って、真友はニコッと笑った。
「もちろんだよ!」
「・・・真友・・・!!」
音葉が真友に抱き着くと、蓮が言った。
「真友先輩。僕、あきらめません!」
「蓮くん」
「真友先輩が木坂先輩の隣でウエディングドレス着る日までは、ぜーーーったい、諦めませんからね!」
木坂と真友はニヤついた。
「じゃあ早めに着ちゃおっか?」
「真友先輩っ!?そそそ、そんなSでしたかっ!?」
サーーーーーーー・・・
「あ、雨やんだね」
「有岡、めっちゃびしょぬれだぞ。ほれ、こっち来いよ、拭く」
「・・・あ、ありがとう・・・」
木坂くん、キョリ、近い・・・っ。
真友は木坂の隣で、ニコッと笑った。




