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侯爵様の悪役令嬢(自称)  作者: 杉野みそら
第七章 ルシアの過去

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暇な悪役令嬢

 フウカの再教育は結局どうなったかというと……


 《もう一人ではエルドの部屋に行かない》


 と約束する事で一応解決?した。


 フウカとアキラはエルドにこの事を報告し、しばらく屋敷に平穏な日々が流れていた。


 だが……


「暇ねぇ〜!!!!婚約破棄されていない時の悪役令嬢ってこんなに暇なの??」


 ルシアは暇を持て余していた。


「最近は侯爵様も目立ったモラハラはしてこないし」


 そばで控えていたフウカが呆れて答える。


「まだそのような事をおっしゃっているのですか?それは全てお嬢様が勝手に妄想しているだけの事ですよ。どんな本を読んだか知りませんが……」


「じゃあ侯爵様は初めからモラハラじゃないの??」


 はーっとフウカは何回めかと言うほどの長いため息を吐いた。


「モラハラどころか紳士でお優しいお方ですよ。特にルシアお嬢様には。今までずっとそうだったでしょう?」


「……うっ……」


 そ、そういえばそうだったわ。侯爵様は私が好きだから……私に良くしてくれるとおっしゃってくれた//


 ーーそれを弱者フェチのモラハラだなんて……私。もしかしてものすごく失礼な事をしているのかもしれない。


「お分かりいただけました?」


 声もなく頷くルシアにフウカは続ける。


「……それからお嬢様はご自分のお気持ちにも、他者からのお気持ちにもとんと鈍いですよ。エルド様にも言われたのでしょう?好きだと」


 よくもまあそんな方をモラハラだの何だの好きな事を言えたものです。


「う……//すみません。だって信じられなかったの。こんな変わり者の私を好きになる人がいるなんて……」


 ルシアの目にはうっすらと涙が滲んでいた。


「お嬢様……」


 * * *

ルシア様が好意を向けられる事に素直になれない理由は自信のなさからでした。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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