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侯爵様の悪役令嬢(自称)  作者: 杉野みそら
第六章

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その段階にはまだ早い!

フウカの再教育が始まりましたが、なかなかうまくいきません。


※ほぼ会話です。

「本日の講義内容はこちらです」


 黒板には大きく、力強い文字で書かれていた。


 《淑女がしてはいけないこと『特に婚約者相手』》


「……え?」


 ルシアは一瞬、ぽかんとした。


「お嬢様は、自分が何をやらかしたか理解していますか?」


「えーっと……侯爵様の心臓を締め上げたこと?」


「違います」


「胸板を褒めたこと?」


「それも違います」


「……マッサージをしようとしたこと?」


「それも違います!!」


 フウカは深く息を吸ってから、黒板に一つ目の項目を書いた。


 一・・・婚約者の上に乗らない


「えっ、ダメなの!?」


「ダメに決まってます!!」


「でも看病よ?」


「看病でもダメです!」


「でも本に書いてあったわ」


「その本は今すぐ没収します!」


 フウカはずいっと指し棒をルシアに突きつける。


「お嬢様はですね、自覚がないまま距離感を破壊する天才なんです。あんなに近寄られたら大抵の男は勘違いしますよ!」


「……褒められてる?」


「褒めてません!」


 いつのまにか来ていたアキラが壁際で腕を組みながら、深く頷いた。


「いや本当に。旦那様の理性がどれだけ削られてるか……」


「アキラ、余計なことは言わなくていいです」


 フウカは二つ目以降を書き足す。


 二・・・耳元で囁かない

 三・・・密着しない

 四・・・「アーン」を軽々しくしない


「えええ……」


 ルシアはだんだん不満そうな顔になる。


「それの何がいけないの?男性が喜ぶ仕草っていう本に書いてあって、一度やってみたかったのよ。侯爵様もいいとおっしゃってたし」


「お嬢様はまだそんな段階にはいません!」


 《まだ恋に気付いてもいないのに!!》


お嬢様はエルドにあんなことをしておいてまだ恋に気付いていないのです!!

それにしてもなかなかお嬢様は気付かないですね。心はとっくに許してるはずなんですが…汗


最後まで読んで頂きありがとうございました。


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