急に積極的になるはずがない!
それぞれ誤解しながら会話を続けていたルシアとエルド。そこへ救世主、じゃないツッコミ担当のアキラが朝食を運んできた。
「何をやってるんすか……」
ハッとした二人が振り返ったそこには呆れ顔のアキラが朝食を運んで立っていた。
「ルシア様がお部屋にいらっしゃると気付いて慌てて朝食を二人分取って来て帰ってみたら……何をやってるんですか?すれ違いコントでもしてるんですか?」
「は?」
いやこれはルシア嬢の方からの誘いで……
「えっ?何がですか?これは私が締め上げたせいで侯爵様の心臓が飛び出たから、それで侯爵様に横になってもらってたんです」
「「ズコーッ!!」」
今度はアキラと一緒にエルドも古臭いリアクションを取りながらベッドから落ちた!!
「まあ侯爵様、大丈夫ですか??」
「ま……」
アキラが頭を押さえながらよろよろと立ち上がった!
「ま……?」
「紛らわしい事はしないでくださいよ!!」
今まで大人しく二人を見守っていたアキラがついに大声を出した!!
「ゴホンッ!ま、まあ確かにそうだな」
そもそもルシア嬢が急にこんな積極的な態度をとるわけがない!
「せっかくなので朝食を食べようかな」
「ええっ!?心臓が飛び出しているのに大丈夫なんですか??」
エルドが苦笑する。
「それは比喩表現だ。本当に飛び出しているわけではない」
エルドは自分が何を説明しているのかもはやわからなくなっていた。笑
「それでしたら安心だわ!アキラ、私の分までありがとう。まあ〜美味しそう!実はお腹が空いて空いて死にそうだったんです」
「は、はあ……」
アキラはこいつまじか……という視線をルシアに投げかける。それをエルドがめざとく見つけて視線で叱り、首を振る。
ルシア嬢は私を真面目に治療してくれようとしていたんだと……
心の声のすれ違いコント難しいですね。
この二人誰かがお膳立てしないとダメな感じですね。
アキラはツッコミ役としてはフウカより弱いです。笑
色々と大丈夫かな?
最後まで読んで頂きありがとうございました。




