また知恵熱だ!
エルドが来てアキラを睨むが、そこへルシアがドヤ顔で叫ぶ。
必死に弁解しようとするアキラ。場が混沌とする中でルシアが何故かドヤ顔で腕組みをして言った。
「は、はーん?なるほどなるほど!侯爵様、それはいけませんわ。怖い顔をして言うことを聞かせようなどと、いくら弱者フェチでも強者が過ぎますよ」
「ズコーッ!!」
今度はアキラが古臭いリアクションをして床を転げ回った。
「な、なんだって?弱者……なんて??」
「今までそうやってそのかっこよくて怖い顔で周囲の人間を黙らせて来たんでしょう!?おあいにく様!私には効かないんだから!」
「ヒィィ〜ルシア様意味がわからな過ぎですよぉ!」
もう見てられないとばかりにアキラが顔を伏せる。
「……」
エルドはしばらく黙っていたが、やがてゆっくりとルシアに歩み寄り、ぐいっと顎を持ち上げた。
「ぁっ……何!?私を従わせようったってそうはいかないわ……ょ」
「ルシア、私には君が何を言いたいのかさっぱりわからないが……」
エルドはルシアの柔らかい頬をさすった。
「怖い顔をしてしまって済まない。……君が他の男と密着しているのが、気に入らなかったんだ」
「はへ……」
いつのまにかエルドの低い声と銀色の瞳がすぐ近くにあることに気がつき、ルシアの顔が真っ赤になった。
「ち、ちかッ……//」
あ、侯爵様の……香水の香り……//
「侯爵様、ずるいです……うーん」
ガクッ!!
ルシアはまたも倒れてしまった。
「ルシア!ルシア!クソッ、また知恵熱だ!アキラ、フウカを呼べ」
「もうなんなんですかこの茶番は!?(涙)」
アキラの絶叫が書斎に響き渡った!
いくら弱者フェチでも強者が過ぎますよ←この言葉は自分で書いてても意味がわからなかった一文です。汗
果たしてルシア様が恋に気付く時は来るのでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございました。




