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侯爵様の悪役令嬢(自称)  作者: 杉野みそら
第四章

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書類の海の大混乱

ルシアは息巻いてモラハラ(笑)の証拠を探していたが、エルドの侍従アキラにその様子を見つけられてしまう。

 エルドの書斎に散らばった書類の海の中、ルシアとアキラは完全にパニックになっていた。


「ど、どどどうしようアキラ!!これ、どうやって元に戻せばいいのっ!?」


「俺に聞かないでくださいよおお!!ルシア様が勝手に漁ったんでしょうが!!」


「し、仕方ないでしょ!モラハラ調査のためよ!」


「何をわけのわからないことを言ってるんですか!」


 二人が揉めていると、廊下から重い足音が響き始めた。


「ひっ!こ、これはエルド様の足音!!」


「うわっヤバい!!隠れなくては!調査に来たことがバレてしまうわ!」


 ルシアは辺りを見回し、ひときわ大きな窓にかかった重厚なカーテンを見つけた。


「あそこに隠れるしかないわね!」


「えっ!?無理ですよあんな狭いとこ!」


「ほらあなたも隠れるのよ!来て!!」


「いえ、俺はいいです!狭すぎる!ぶはっ」


 ルシアは何故かアキラの腕を引っ張り、二人は勢いのままカーテンの裏へダイブした。


 ……が。


「ちょっ、ルシア様、近い、近いですって!!//」


「仕方ないでしょ!!ここしかないんだからっ!ちょっと、もう少し寄ってちょうだい。狭いのよ」


「あなたが俺をこんなところに導いたんでしょ!泣

 なんで俺、旦那様の婚約者様とこんなに密着して……体勢が……ぐ、ぐえええ!」


 * * *

すみません少し短かったですね。

次回、書斎に来たエルドは何を思うのか!?


感想を聞かせてくださいね!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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