書類の海の大混乱
ルシアは息巻いてモラハラ(笑)の証拠を探していたが、エルドの侍従アキラにその様子を見つけられてしまう。
エルドの書斎に散らばった書類の海の中、ルシアとアキラは完全にパニックになっていた。
「ど、どどどうしようアキラ!!これ、どうやって元に戻せばいいのっ!?」
「俺に聞かないでくださいよおお!!ルシア様が勝手に漁ったんでしょうが!!」
「し、仕方ないでしょ!モラハラ調査のためよ!」
「何をわけのわからないことを言ってるんですか!」
二人が揉めていると、廊下から重い足音が響き始めた。
「ひっ!こ、これはエルド様の足音!!」
「うわっヤバい!!隠れなくては!調査に来たことがバレてしまうわ!」
ルシアは辺りを見回し、ひときわ大きな窓にかかった重厚なカーテンを見つけた。
「あそこに隠れるしかないわね!」
「えっ!?無理ですよあんな狭いとこ!」
「ほらあなたも隠れるのよ!来て!!」
「いえ、俺はいいです!狭すぎる!ぶはっ」
ルシアは何故かアキラの腕を引っ張り、二人は勢いのままカーテンの裏へダイブした。
……が。
「ちょっ、ルシア様、近い、近いですって!!//」
「仕方ないでしょ!!ここしかないんだからっ!ちょっと、もう少し寄ってちょうだい。狭いのよ」
「あなたが俺をこんなところに導いたんでしょ!泣
なんで俺、旦那様の婚約者様とこんなに密着して……体勢が……ぐ、ぐえええ!」
* * *
すみません少し短かったですね。
次回、書斎に来たエルドは何を思うのか!?
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最後まで読んで頂きありがとうございました。




