表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
侯爵様の悪役令嬢(自称)  作者: 杉野みそら
第四章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

24/147

まさかあれだけで熱を?

ルシアは相変わらず恋に気付かないでいた。

そしてエルドにキスされたことを思い出すのだが……

「うーん……ねぇフウカ〜?」


 アオイに乗るための服に着替えながらルシアはフウカに声をかけた。


「なんですかお嬢様」


「あのさ、ここここ侯爵様の事なんだけどさ//」


「はい」


「侯爵様は、私の事その……好きだと思う?それとも……違うと思う?//」


 ……いえ!あのキスはきっと事故みたいなものよ!侯爵様にとってはキスなんか挨拶程度のもので……


 でも私にとっては初めてでーー


「……って、ああああ!!よく考えたら私初めての口付けでしたわ!」


 フウカは首を傾げていたが、やがて合点がいったように顔を綻ばせた。


「なんだぁ〜結局婚約破棄はされなくて、逆にキスしちゃったんですね。早く言ってくださいよ。で?どんな状況でしたんです?ロマンチックでしたか?」


「ぅ……それは……//」


 ルシアの脳裏にあの日のエルドの顔が浮かぶ。


『……私が離すと思うか?君を……』


「わひゃー!!//」


 突然意味のわからない叫びをあげたかと思うとルシアはその場にぶっ倒れてしまった!


 * * *


「ルシア!大丈夫か?熱が出たと聞いて……」


 エルドはわざわざ仕事を途中で切り上げてルシアの部屋に来ていた。


(えっ?侯爵様直々にお部屋に来るなんて珍しい……アキラ調べによると今までエルド様は仕事を途中で抜けるなどなかったと……)


「フウカ、ルシアの具合はどうなんだ?」


「ただの知恵熱ですよ」


「えっ?」


 知恵熱??なんだそれは?


「ルシア様は今まで知らなかった事を知ったのです。エルド様、お心当たりはありませんか?」


「お……」


 そういえばキスをしたな。


 ……まさかそれで……?


 エルドは自分の口元をいかにも「心当たりがある」という感じで押さえた。


「いや、それは……あるといえばあるが……」


 まさかそれだけで熱を??な、なんと可愛いらしい……//


 フウカは呆れたように軽く息をついた。

知恵熱は笑うしかないですね。


ぜひ感想を聞かせてくださいね!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ