侯爵様は私の事が好き?
相変わらずルシア様は恋に気付いてないが、何故かロマンチックな雰囲気になっていた。
「でも、実際そうですもの!!侯爵様は結婚したらモラハラ男になって、私を家政婦か何かかと勘違いして……」
……ってこれ!悪役令嬢の出てくる話じゃないわ!私何かの本と混同してるわ!
「あっ……いや、今のは違ぅ……んっ」
言い訳をする私に、容赦なく侯爵様は口付けてきた。
「……//」
「やっと黙ったな」
私はまだ熱をもつ自分の唇にそっと触れる。
「……」
キスってこんな……優しいんだ。この人はなんで、こんな優しいキスを私にするんだろう。
私、何をしてたんだっけ?何に必死になってたんだろう?侯爵様は、なぜこんなに私に優しく触れてくれるんだろう?
これじゃまるで侯爵様が私の事……好き、みたいじゃない?
唇を離した後またしばらく私たちは見つめ合った。
侯爵様は、私が思うほどモラハラ男じゃないのかもしれない。
不思議……
婚約破棄の紙を持ってきた時の高揚感よりも、侯爵様の腕に抱かれている今の胸の高鳴りの方が心地よい。
どうして?
私は悪役令嬢なのに……
侯爵様の腕の中が心地よいのは何故……
すみませんちょっと短かったですね!汗
ルシア様はいつ恋に気付くんですかね……
最後まで読んで頂きありがとうございました。




