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侯爵様の悪役令嬢(自称)  作者: 杉野みそら
第三章 初めてのキス

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侯爵様は私の事が好き?

相変わらずルシア様は恋に気付いてないが、何故かロマンチックな雰囲気になっていた。

「でも、実際そうですもの!!侯爵様は結婚したらモラハラ男になって、私を家政婦か何かかと勘違いして……」


 ……ってこれ!悪役令嬢の出てくる話じゃないわ!私何かの本と混同してるわ!


「あっ……いや、今のは違ぅ……んっ」


 言い訳をする私に、容赦なく侯爵様は口付けてきた。


「……//」


「やっと黙ったな」


 私はまだ熱をもつ自分の唇にそっと触れる。


「……」


 キスってこんな……優しいんだ。この人はなんで、こんな優しいキスを私にするんだろう。


 私、何をしてたんだっけ?何に必死になってたんだろう?侯爵様は、なぜこんなに私に優しく触れてくれるんだろう?


 これじゃまるで侯爵様が私の事……好き、みたいじゃない?


 唇を離した後またしばらく私たちは見つめ合った。


 侯爵様は、私が思うほどモラハラ男じゃないのかもしれない。


 不思議…… 

 婚約破棄の紙を持ってきた時の高揚感よりも、侯爵様の腕に抱かれている今の胸の高鳴りの方が心地よい。


 どうして?

 私は悪役令嬢(になったつもり)なのに……


 侯爵様の腕の中が心地よいのは何故……



すみませんちょっと短かったですね!汗

ルシア様はいつ恋に気付くんですかね……


最後まで読んで頂きありがとうございました。

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