あの2人かなりヤバかったです!
マクスさんの家に招待され魔族領で作られた紅茶頂いた!美味い!
『それでスオール!戦況はどうだ?押され気味だな!それに食糧問題もだな!今は少し睨み合いだが決戦も近いかもしれん!』
『そうか!食糧か…士気にも繋がるから厄介な問題だな!』
「あの〜、もし良かったら今から狩りに行って来ましょうか?狩りは得意ですから!」
『良いのか?無理しなくても大丈夫だぞ?』
「ご心配なく!森でも普通に隠れて寝たりもできますから!じゃ〜ちょっと行って来ますね!」
『あぁ〜よろしく頼む…!』
『頼もしい子だな!』
『まったくだ!』
こうして村を出てしばらく走ってからミストガルへ、ラッツさんとラークさんを迎えに行った!
「お〜坊主!やっぱり来るのも早かったな〜!王様からの通達も早かったからな〜!」
「お〜我が主人よ〜何なりと、お手柔らかに申し付け下さい〜!」
「そんなに早く通達してくれたんですね〜!とりあえず行きましょう!」
ちょっと急いでたので、すぐにホーエンス城へ転移した!
「だぁ〜なんだ〜急に!どこだ?」
「さすが主人〜意味がわかりませんが素晴らしい!」
「ラークさん何ですか、さっきから主人、主人って新しい流行りですか?」
「響きがいいでしょ?今の僕の中での1位ですよ!」
こっちが意味不明だよ!
「アースさん、お帰りなさい!もうラッツとラーク連れて来たんですか?」
「やかましいから城はヤバくないですか?」
「馬鹿やろ〜!場をわきまえるのが大人なんだよ!未熟なグランツとモントは、俺から学べばいいのだ!」
「なんじゃ?アース様こちらの賑やかな方々が話のあった警護をする知人ですか?」
「そうですよセシリアさん!意外と頼りになるんですよ!」
「意外とは意外だな!まぁ〜任せてくれ!でもヤバくなったら助けてくれよ!」
「主人〜」
「はぁ〜…すいませんアースさん。」
「面白い方々ですねアース様!」
「ラクール王子…すいません騒がしくて。」
「アース様!本当に大丈夫ですか?こちらの警護の方々に護衛でも付けましょうか?」
「さっきから優しいね〜この小娘風味の姫君は!あんまり、お生意気な事ばっかり言ってるとバレない様に吊るし上げて差し上げますぞ!」
「妾には、お主と違ってまともな警護がおるから、やれるものなら、やってみせよ!あ〜心配しなくてもいいですわよ!責任を取らせるなどケチな事しませんから遠慮なく吊るせるなら吊るしても!ね〜兄上様!」
「あっ、あ〜…」
「お〜お〜それは実に寛大ですな〜!お子ちゃま仕上げのお姫ちゃま〜!ですが本当に、お気をつけ下さいよ〜!城の中といって、そのガチャガチャと賑やかな鎧を着た兵だけだと心細いですぞ〜!気づいたら、クソ生意気を演じるお姫ちゃまがミノムシ風にブ〜ラ、ブ〜ラなんて事がたまにあるらしいですからな〜!」
「ぐぬぬっ!誰とは言わぬわ!やれるものなら、やってみろ〜!ゆくぞ〜!」
顔を真っ赤にしてセシリア姫が部屋を出て行った!そのやり取りを見てエスティナさんとラクール王子とラドルフ王までもがセシリアと、あそこまでやり合ったラッツさんを興味津々で見つめていた!
「ラドルフさん…すいません!」
「いやいや!見事でした!あの様なセシリアを初めて見ましたからな!」
「そうですわね、お父様!凄いですわ!」
「私も驚きました…」
「いやいや、お騒がせしました!では、こちらの紅茶を頂きますね〜!」
「主人〜!私も頂きますぞ〜!」
「実に美味い!新茶ですな」
「いえ。去年のです…」
「ガハハハ〜」
「ヤバかったかな〜…」
「まだ序の口ですよアースさん…」
「これからですよアースさん…」
「マジか〜…」
こうしてラッツさんとラークさんの無茶苦茶な紹介が終わったのだが…この数十分後に食堂から悲鳴が上がり、駆けつけるとミノムシ姿のセシリア姫が泣きながら天井から吊るされていたのだった!
「え〜ん、え〜ん!ごめんなさぁ〜い!」
「信じられぬ…いつの間に…」
「あの2人…紅茶を飲んでましたわよ…」
「私も居ましたよ…」
「嘘!僕も近くに居ましたよグランツさんとモントさんと…!」
「だから言ったじゃないんですか!」
「あれがラッツとラークなんですよ…」
「おっ、おっ、お姫ちゃま〜今、助けを呼びますぞ〜!ガハハハ〜」
「大変だ〜!大変だ〜!主人〜!主人〜!」
「ごめんなさぁ〜い、許してくだしゃ〜い」
これからが思いやられる2人だった…




