エスティナさん再び涙します!
ご乱心の姫が少し落ち着いてので話が再開した!
「申し訳ないアース様!娘が取り乱しまして!」
「気になさらないでください!僕も覚えてないから見てないって事ですから!」
「う〜!う〜!」
何か姫が睨みながら吠えてます…
『あの〜アース様!私は一度城へ向かいます、そしてその後、合流しますので!』
「そうですね!じゃ〜先にネルヴィーネさん、こちらに!」
ネルヴィーネさんを呼んで俺はホーエンスへ転移した!
『ここはホーエンスですか?』
「そうです!ネルヴィーネさんは、ホーエンスに来た事ないですよね?これで来れる様になりますから先に来たんですよ!」
『お気遣い、ありがとうございます!』
「では、後ほど!」
「なんと!お2人が消えたと思ったらアース様だけ帰って来たではないか!さては、あの美しい姫も、どこかに攫って置き去りにして来たのですわね〜!」
俺は鬼か?
「これエスティナ!黙りなさい!すいませんアース様…」
「まぁ〜とにかくホーエンスへ帰りましょう!」
また妾をとか言ってるけど無視して全員でホーエンス王国へ転移した!
「なんと本当に一瞬でホーエンス城に!しかも全員同時に!」
「貴方様はラドルフ王様と王子様達も!貴様何者じゃ〜!王族を攫った犯人か〜!」
「それは間違いではないのじゃ!妾も攫われたのだからな…寝間着姿のままな。う〜!」
「やはりそうか!衛兵、集まれ〜敵兵じゃ〜!」
姫の紛らわしい説明で兵が集まって来ちゃったよ!
「皆の者、落ち着つくのじゃ!こちらの方々は余の大切な客人じゃ〜!丁重に、御迎えせよ!これは王たる我からの命令じゃ!」
集まって来た兵がラドルフさんの言葉を聞いて落ち着きを取り戻した!そして俺達は城内の一室へと案内された!
「アースさん、ここって俺もモントも場違いじゃないですか〜?」
「そうですよ!さっきも初めて自分の国の王様と紅茶飲んでたし…それに王様から直々に仕事ももらったし…」
「そんなの僕も場違いですよ〜!僕ものんびり冒険者として過ごしたかったのに…」
「でもまぁ〜幸いな事に褒美やら報酬とか店や家まで用意してくれるって言ってもらったから頑張りますけどね!」
「だよな〜俺の嫁もミケーネも2人揃ったら俺達に都会に住みたいとか家が欲しいとか服を買えとか、うるさかったからな〜!俺も頑張らないとな!」
「しかもだモント!ひょっとしたら俺達は出世して城の兵にもなれるかもしれないからな!」
「だよな〜!ありえない程のチャンスかもな!」
「それは大丈夫みたいですよ!バイステル王が言うには既に2人は僕の家臣らしいので、それなりの地位もあるし役職とかも決めていいって言ってましたよ!僕も一様は爵位持ちだからって!
「それと2人に王様が褒美に爵位を下賜するって言ってましたからね!」
「嘘だよ〜!ありえね〜でしょ〜!俺達に爵位とかな〜モント!」
「確かにそれは、ありえないでしょ?」
「でもさっき王様が準備もしとくって言ってたましたよ〜!」
2人はアタフタしてた!すると鎧を着た人が部屋に入って来た!
「お待たせして申し訳ありません!私はホーエンス王国の聖騎士隊の隊長のジークハルトと申します!準備が整いましたので、こちらにどうぞ!」
ジークハルトさんに案内された部屋に入ると王族の皆さんが出迎えてくれた!もう1人俺と同じ歳くらいの姫がいた!
「お待たせして申し訳ありませんアース様とグランツ殿とモント殿!」
「いえいえ!お気になさらず!」
「では早速、今後の話をする前に、もう1人紹介致します!エスティナの横に居るのが第2王女のセシリアです!確かアース様と同い年ですな!」
「初めましてアース様、グランツ様、モント様!私は第2王女のセシリアと申します!よろしく、お願いします!」
「初めましてアースと申します!しばらくホーエンスで、お世話になりますので、よろしくお願いします!」
「グランツです、よろしくお願いします!」
「モントです、よろしく、お願いします!」
「気よつけるのよセシリア!寝てたらアース様が急に現れて寝間着姿のまま、どこかに連れて行くかもしれませんから!」
まだ言うかエスティナ姫は…
「やめなさいエスティナ!まったくお前は…お許し下さいアース様。」
「もう慣れましたから大丈夫ですよ!」
「う〜!」
「エスティナお姉様!少し静かにして下さい!先程から少し寝間着姿を見られたくらいでピーピーと狂った鳥みたいに騒いではしたない!それに、そんな態度の方が大きくて、あるかないかすら分からない小さな胸の寝間着姿を見られても誰も気にしませんわよ!」
うわぁ〜毒舌な妹だな〜!
「なんですって〜セシリア!少し胸が大きいからって見てなさい!まだこれから大きくなるんですから!」
「エスティナお姉様!大きいからと仰いますが私はまだ10歳ですわよ!そんな10歳の子供の私よりも、へしゃげた胸を指摘されたくらいでムキにならないで下さい!そうですわ〜!きっとその成長を拒否し続けてる胸はきっと心の器が小さいからですわよ!だからきっと多分、心の器を大きくすれば、その真っ平らで貧相な体に腫れ物程度の胸が出るかもしれませんわ〜!可能性は限りなくゼロに近いですが!」
「…え〜ん。え〜ん。お父様〜お母様〜セシリアが〜セシリアがぁ〜」
「すっ、すごいっすねアースさん…」
「言われてない俺まで泣きそうですよ…」
「凄い破壊力だね…」
「申し訳ないアース様…いつも、こんな感じでして…お恥づかしい…。」
「あっ、はい。お気になさらず。」
こうして話の前に少し休憩をする事になりました!




