事情聴取されてます!
私はアース。私は今ギルドマスターの部屋で事情聴取されてます。
「アース。母さんは怒ってないのよ!だから正直に教えてほしいの。誰に魔法を習ったの?」
確かに怒ってないけど本気だな。ギルドマスターもエリア姉さんもガン見してるし…正直に言うしかなさそうだけどな〜
「使い方は魔法書を見ました。それから使ってみたら使えました。そして魔法を使って討伐しながら練習しました。」
「使ってみたら使えた…逆に何も言えないわね。確かに適性があって魔力操作できれば使えるけど…10歳で魔獣を討伐できる威力の魔法をね〜…」
「でも討伐された魔獣からもアースがやった事を証明する反応が出てるからな〜…ギルドとしても認めざるをえない。」
へ〜討伐したら誰が討伐したのか分かるんだ!今度どんな仕組みか聞いてみよう!
「ね〜バーネス。10歳で冒険者になるって前例はあるの?私としては、どうせなら登録した上で色んな経験を積ませたいんだけど?」
「特に年齢の制限はないんだが、さすがに10歳で冒険者になった前例はない間違いなく最年少記録だ!」
「そうよね〜…」
その時ギルドマスターの部屋を誰かがノックして入って来た!それは先ほど別れたセバスさんだった!ギルドマスターも顔見知りなのかビックリしてる!母さんも知ってるみたいだ!
「失礼します。いきなりの訪問で申し訳ありません!こちらにアース様がいらっしゃると聞いて参りました!」
セバスさんが皆んなに何があったのかを説明してくれた。すると母さんもギルドマスターも姉さんまで大きな口を開けてパクパクさせてるよ!そりゃ国の王子を助けたとなれば大変な事なのだろうから!さらに直接、王城へ招いて礼をしたいとの事らしい!
「と言う事ですので是非、アース様と家族の方々も一緒にと国王様も仰っております!」
「かしこまりました。主人が帰り次第、王都へ伺います!」
「それは良かった!王子も喜びます!」
そしてセバスさんがテーブルの上にある書類を見て、ふむふむと何かを考え口を開いた。
「アース様の冒険者としての登録でしたら問題はございません!王子も私も共にアース様が飛翔魔法を使いながら雷魔法でワイバーンを討伐したのを見ています!しかも並列起動でです。王子としてはAランクとしての登録も許可するとの事ですので、ご安心下さい!」
並列起動これだけでAランクとして充分らしい。ギルドマスターも母さんも脱力してるし。
「それからアース様。こちらはテラー王子よりの手紙にございます。」
それを聞いて3人がさらに驚いて手紙に頭を下げてるし… 王族から個人に手紙など考えられない事らしい!なんせ貴族の中でも生涯で一度あるかないかのレベルらしい。
「では私はこれにて失礼します!アース様またお会い出来る日を楽しみにしております!」
そう言ってセバスさんは帰って行った。そしてバーネスさんが言った。
「とりあえず今日はもう皆んな帰ろう!俺も登録の書類を作成して出して帰る!」
「そうね。色んな事があり過ぎて私も疲れたわ…」
姉さんもコクコクとうなづいてる。
「アース。また明日にでも来てくれ!その時に討伐の報酬やら用意しとくからよ!冒険者の登録も王子様が助言して下さってるから結果も遅くはないだろうから。」
こうして母さん達と家に帰る事になり家に着くまで姉さんからの事情聴取が続いた。




