どうやら狩り過ぎたみたいだ!
王子様に町の近くまで送ってもらい後日、使いの物を送ると言われ別れた。そして町に向かっていると町の方から女性が走って来るのが見えた。
「アース〜!アース〜!」
呼ばれてるな〜…可能性からすると姉か近所の人かだよな?とりあえず小走りで近寄ってみる。するとガッツリ抱きつかれた!
「も〜お姉ちゃん心配したんだからね〜!いつもなら昼過ぎには帰って来るのに帰って来ないから母さんと探しに行こうとしたんだからね〜!」
やっぱり姉さんか。母といい姉といい美人揃いだな!前世では男ばっかりの兄弟だったから妙にドキドキする!
「ごめんなさいエリア姉さん。ちょっと山の反対側に行っちゃってて…」
「え〜!そんな所まで行ってたの〜?危ない事しちゃ駄目じゃない!最近は大型の魔獣が目撃されてて大規模な討伐があるかもって噂なんだから!」
大型の魔獣か!魔法の練習にいいかもしれないな!
「アースちゃんと聞いてるの?まぁ〜とりあえずギルドに行きましょう!ちゃんとアースが帰ったって伝えないといけないし。それに討伐した獣もあるなら申請しないと駄目だからね!」
ギルドとは冒険者になってない人も利用できる。申請するには歳など関係なくギルドが認めれば冒険者として登録できる。姉のエリアは13歳で認められたエリートだった。俺はまだ登録してないから冒険者ではないが討伐した獣を申請して討伐された獣を記録管理するために申請しないといけないのだ。もちろん申請すれば売るのも食べるのも自由で後日、冒険者として登録する時に討伐した獣も参考にされる。
「お〜エリアちゃん。アースの坊主帰って来たみたいだな〜!」
「ダリルさ〜ん、ごめんなさい。心配かけて。ほらアースも謝らないと〜」
「ごめんなさい」
「まぁ〜無事で何よりだ!次からは気よつけるんだぞ〜!さぁ〜何か討伐したんなら出しちまえ!アースも早く冒険者になって有名人になって我がギルドに貢献してもらわないとな〜」
「ダリルさん、まだアースには早いってば〜!確かに才能はあるって父様が言ってたけどさ〜」
「何言ってんだ。エリアだって13歳で魔獣も数匹は狩ってるし獣なんて山ほど討伐してんだからよ〜!その弟が同じ様な事しても驚かないよ〜!さぁ〜アース出しみろ〜!」
姉さんはもう冒険者なんだな。俺も早く冒険者なって満喫しないとな。俺は今日、討伐した獲物を出した。
「わかりました!今日、討伐したのはグレイトボアとグレイトホーンとキングバードとグリズリーキングにワイバーン5匹です。ここに置きますね!」
何だ?姉さんやダリルとかギルドに居る他の冒険者までポカーンと口をパクパクしてるぞ…
「あの〜?やっぱりこのワイバーンって小さ過ぎましたかね?それとも食べれないのばっかりでしたか?」
「「「「何じゃこりゃ〜!!」」」」
「アース!これ本当にあなたが討伐したのよね?この魔獣を全部?」
「はい。山の山頂に向かう道中で狩りました!ワイバーンは山の反対側で固まって飛んでたのを狩りました!」
「山頂に行ったの…」
「おい誰かギルドマスター呼んで来い…」
「わかりました」
受付の女性が走ってギルドの奥へ行った。何かヤバい事しちゃったかな…?姉さんも母さんを呼んで来るって出て行った。
そして俺はギルドのイスに座って出されたジュースを飲んでギルドマスターと母さんが話してるのを待った。
「アースこっちに来て〜!」
母さんに呼ばれてギルドの受付の前に戻った。すると母さんがギルドマスターのバーネスさんを紹介してくれた。
「俺がギルドマスターのバーネスだ!さすがジョンとマリアンの息子だな!久しぶりにどころか、ここまでビックリしたのは、このギルド始まって以来初めてだ!まさか10歳の子がAランクの魔獣2匹とBランクの魔獣2匹と集団のワイバーンを討伐して来るんだからな…」
想像してたよりスゴいみたい…だよね?しかし何より母の名前がマリアンだと判明した事の方が俺にはありがたかった!
「アース…あなたは、いったいどんな風にしてワイバーンを討伐したの?切り口も無い様だから魔法を使ったのよね?いつ覚えたの?母さんは教えて無いから…独学って事なの?」
下手に嘘ついてもバレるだろうしな〜。困ったな〜!




