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壊滅魔龍だそうです!

大地を切り裂き現れたのは漆黒の龍だった!


「ネルヴィーネさん!あの龍は?」


『忘れもしません!あの龍は私の父を殺した破壊と殺戮を繰り返す。壊滅魔龍ダドリュースです!アース様。あの龍は親の仇です。私にお任せ願いますか?』


「もちろんです!でも無理はしないで下さいね!」


『ありがとうございます!』


そうするとネルヴィーネさんは人型から本来の姿に戻ってダドリュースの方へ飛び立った!


『なにやら懐かしい気配を感じて出て来たら、やはり貴様か小娘よ』


『え〜!1000年もどちらで、こそこそと逃げ回ってたのですかダドリュース!』


『ガハハハハ〜!言うようになったな〜ネルヴィーネよ!そうだ父のグルドールは元気にしているのか〜?あっと〜!そうだったな〜グルドールを殺したのは我だったな〜!すまん、すまん!』


『父の名を口にするな穢らわしいトカゲ無勢が!ですがもう逃しはしませんよ!逃げ足だけが取り柄のトカゲさん』


『もう死ね小娘!』


怒りを露わにしたダドリュースがネルヴィーネさんに飛びかかり大地が大きく揺れた!


「アースさんネルヴィーネ様は大丈夫ですかね?あの黒い龍、めっちゃ強そうですけど!」


「心配いりませんよ!ネルヴィーネさんも強くなりましたからね!あのダドリュースとか言う龍の攻撃も、ほとんど効いてませんよ!」


『どうしましたか?逃げ回ってるだけだったから身体が鈍ってしまいましたか?』


『何故だ?どうして我の攻撃が小娘に効かぬのだ〜!ふざけるな〜!』


『もういいです!地形が変わってしまうと後々面倒です!もう沈みなさい!』


魔力を高めたネルヴィーネさんの爪がダドリュースの首に一閃を放ちダドリュースの首と胴体が離れ大地に落ちた!あっけない一撃だった。


そしてダドリュースを見下ろす様にネルヴィーネさんが、ゆっくり大地に降りて魂の抜けたダドリュースを見つめていた。


「すげ〜一撃で倒しちゃったよ…」


俺はネルヴィーネさんの方へ近づいて行った。


「大丈夫ですかネルヴィーネさん?」


ネルヴィーネさんは再び人の姿になった。


『アース様のおかげで、やっと仇がとれました。父もきっと喜んでくれてるでしょう!もしアース様に鍛えて頂いてなかったら私が逆の立場になっていた事でしょう!アース様、ありがとう!』


ネルヴィーネさんに泣きながら抱きつかれ、しばらく彼女は泣いていた。


『失礼しました!もう大丈夫です!』


「それは良かった!これからどうしますか?」


『私は一度、龍王様に、この事を報告に行って来ます!』


「その方がいいですね!」


『また戻って来ても、よろしいですか?』


「もちろんですよ!待ってますよネルヴィーネさん!」


『ありがとうございます!では、この首は私が頂きますので、胴体の方はアース様達に!素材としては使えるでしょうから!』


「大丈夫なんですか?いっそ消し去った方が?」


『仇はとりましたから!もう恨みも晴れていますので大丈夫ですわ!』


「わかりました、では頂戴します!」


こうしてネルヴィーネさんは龍王の城へ戻って行った!


「アースさ〜ん!ネルヴィーネ様は、どっか行っちゃったんですか?」


「一度、城に戻ってラドリュースさんに報告しに行きました!また戻って来るって言ってましたから!」


「それなら良かった!それでこの龍は持って行かなかったんですか?」


「首があればいいんですって!だから本体は皆さんにって!凄い贈り物ですよね〜!これもオロチと一緒に出してビックリさしてやりましょう!」


「いいんですか?俺たちが狩ってないのに?」


「いいんですよ!僕達の仲間が狩ったんですからね〜!」


そう言ってダドリュースをアイテムボックスの中に入れて3人で王都に戻った!

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