グランツVS目覚めた悪魔
アリスさんの部屋を出て1階のリビングへ移動するとオミロスさんが紅茶を出してくれた!
「けど本当に助かって良かったですね!まだ寝てますけど!」
「え〜本当にアースさんや龍族の皆さんには心から感謝致します!もう生きて会えないと覚悟してたのに…。」
『我々、龍族もアース様にラドリュース王とヴァルザーク様を助けて頂きましたから!』
「とにかくアースさんが龍王様とヴァルザーク様とアリスを救ってくれたって事ですね!」
『そうですな!我ら龍族もノエルさん達もアース様に助けられたという事です!』
「やめて下さいよ、みんなして〜!僕はたまたま山で無茶な修行とかで瀕死になってたラドリュースさんを助けて、ついでにヴァルザークさんを助けてアリスさんに、たどり着いたってだけですから!」
「ついでって…でもまぁ〜アースさんの、おかげに違いないわ!ありがとうございます!」
みんなが頭を下げて俺は少し慌てて話題を変えた!しばらく皆んなと話してると今後の話になった!
「ところでアリスさんが元気になったらノエルさん達って、また冒険者に戻るんですか?」
「それですよアースさん!俺も実は気になってて!どう考えるんだ〜グランツもノエルも?」
「俺もモントも結婚してるから、おいそれと冒険者に戻るってのもな〜!また冒険者に戻りたい気持ちはあるからな〜…」
「だよな〜正直言って俺も冒険者に戻るのも悪くないと思うんだけど嫁の事もあるからな〜…」
「だから何度言わせるのよ!冒険者に戻る戻らないなんて関係なく離婚すればいいのよ!とりあえず、これにサインしてから冒険者に戻るか考えればいいのよ!」
「わかった、わかった!とりあえず俺もモントもミケーネとエレノアに相談してからだな!店の事もあるんだし!」
「そうだな!店の事も踏まえて俺も帰ってからエレノアとはなすよ!」
「じゃ〜店をしながら冒険者に戻ればいいじゃない!魔物を狩って、それを売りながら解体もする!狩は交代ですればいいしアースさんも出資者であると同時に影のオーナーなんだから一緒に狩りに行く!それで円満離婚よ!」
「最後のは無視して、良いかもな〜!仕入れは自分でってのも!」
『お〜それは面白いですな〜我々も人の街に出て薬草やら素材を売って人族の品を買いに行くので是非、利用させて頂きますぞ!』
『確かに良い考えですね〜!アース様やグランツさん達の、お店でしたら我ら龍族にとっても話しやすいですからね〜!ラドリュース王も喜ばれますよ!』
「お〜龍族の皆さんも協力してくれるんなら心強いなぁ〜!ミケーネもそれなら冒険者に戻るって言っても納得してくれるかもな!」
「そうね!それなら私も冒険者に戻って昔みたいに皆んなで狩りに行けるわね!アリスには後で聞いてみるわ!それでもしミケーネもエレノアも反対したら離婚ね!もしくは牢屋に入ってもらいましょう!」
ブレないなノエルさん…自分も結婚すれば良いのになんて言ったら怖いから黙ってよう!
「なんで牢屋だよ!そんなに言うならノエルも結婚すればいいじゃね〜かよ!」
「モント!無理を言うな!この姉妹がすんなり結婚なんて出来る訳ないだろ!俺らを祝福するどころか離婚届しか渡された事ないんだぞ!そんな心悩んだノエルが結婚とか、まだまだ先だ!可能性としたらアリスの方が先かもしれないが、あれもな〜…確かに気立てはいいが寝たら起きないし料理も絶望的で湯もちゃんと沸かせないんだからな〜!見た目は綺麗なんだけどな〜、やっぱり湯も沸かせないアリスも結婚なんてノエル同様にまだまだ先だな!ネルヴィーネ様が生きてる内に結婚できれば奇跡だな!まぁ〜龍族ってかなり長寿命だから、あと1000年はあるとしたら可能性はあるか?」
日頃の鬱憤が爆発したのかグランツさんが、かなり凄い事を言ってるよ!俺やネルヴィーネさんとオミロスさんも苦笑いしてた、その瞬間だった!
部屋全体に禍々しい殺気が充満した!息苦しさすら感じた俺やネルヴィーネさんも周囲を警戒した、その時だった!グランツさんの首には何故か俺の剣が当てられていた!
「いつの間に!剣を?」
いつの間にかグランツさんの後ろには悪魔…ではなくアリスさんが立っていた!




