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大ゲンカと眠れる山のアリス!

龍の村に到着した俺達はネルヴィーネさんに案内され村に入った。


「本当に村ですね!家やお店もありますし!」


「場所も確かに、かなり山の奥深いところですから徒歩でここまで来るのは普通ありえないですね!」


村を進むと1人の人?大人が出迎えてくれた!


『ネルヴィーネ様!よくおいで下さいました!』


『久しぶりですねオミロス!さっそくですが、こちらがアース様です!そして、こちらの3人がご友人のグランツさんとモントさんにノエルさんです!』


『おぉ〜貴方様がラドリュース王の命の恩人のアース様ですか!私は、この村で長をしておりますオミロスと申します!』


「アースです!よろしくお願いします!」


『さっそくですがオミロス!こちらで治療中のアリスさんの所へ案内してもらいたいのですが!』


『話は念話で伺っております!こちらへどうぞ!』


やっぱり知能が高いだけあって念話とかできるんだな〜。と感心しながらオミロスさんについて行くと一軒の立派な建物の中に入って2階の部屋に案内された!


『このお部屋です、お入り下さい!』


綺麗な部屋で家具なども揃っていて、かなり手厚い待遇だなと感心して、ベットの上で横になっているアリスさんを見る。


「アリス?お姉ちゃんよ?聞こえる?」


「……」


「嘘だろ…こんなの嘘だよな」


「おいアリス…答えてくれよ…」


「アリス…どうして…やっと会えたのに…やっとアリスに…」


やっとここまで来て間に合わなかった…部屋を沈黙が包む。するとオミロスさんが。


『いやいや!生きてますから!先程、食事を食べて寝てるだけですよ!皆様ちょっと死亡判定するの早過ぎですから!』


「確かに寝てるだけですよ!鑑定でも重傷で睡眠状態って出てますから!」


「だってグランツが死んじゃったみたいな言い方したから〜!」


「何だよ!俺のせいかよ?ノエルだって、そんな空気だったじゃね〜かよ!」


「2人とも落ち着けって!喧嘩してる場合じゃないだろ〜?」


「何よモント偉そうに!あんただってアリスが死んだみたいな言い方だったじゃない!あんたら2人が悪いんだから離婚よ!も〜離婚よ!離婚して罪を償え〜!これにサインしろ〜!」


「だから離婚はしないって!てゆ〜か何で、こんな所にまで離婚届を持って来てるんだよ!」


「俺も離婚はしないが、アリスって冒険者の頃だって野営で夜襲されても起きないんだから、あんな呼び方で起きる訳ね〜よ!」


「何よやっぱり私が悪いって事?も〜怒ったわよ!私がサインしてやる〜!」


も〜意味が分からない…ネルヴィーネさんも笑ってるし。でも確かに、こんな大声で喧嘩してるのに寝てるってアリスさんも凄いな…


「とにかく3人とも落ち着いて下さい!」


3人を落ち着かせて寝てるアリスさんに回復魔法を唱えた。


「エクストラヒール!」


『これがラドリュース王を救った魔法ですかアース様?凄まじい魔力ですね!龍族でも、ここまで魔力を高めての魔力操作は不可能ですよ!』


「いえ違いますよネルヴィーネさん!あの時は瀕死だった王とヴァルザークさんも同時に治療したので、もっと魔力を込めたハイエンドヒールですね!」


『本当ですか?これ以上の魔力を…貴方だけは決して敵にしたくないですね…』


「そんな大袈裟ですよ!とりあえずノエルさん!治療は終わりましたから、もう大丈夫ですけど…まだ寝てますねアリスさん!」


『確かに寝てますな…普通なら絶対に眼を覚ますんですがね!』


「確かにアリスは昔から一度寝たら最後で、よっぽどな事がない限り起きなかったわね!でも寝起きはいいから安心して!寝起き1秒で肉だって食べる娘だから!」


「そうなんですね…じゃ〜しばらく寝かしといてあげましょう!」


俺達はアリスさんを寝かせたまま部屋を出た!結果的に助かって良かった!

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