3人組の過去を聞きました!
ギルドを出て宿に帰る前に剣を注文した鍛冶屋さんに寄り道した!
「こんにちは〜!」
「お〜坊主!どうした?剣はまだだぞ!」
「実は今日来たのは追加で、お願いしたい事がありまして!」
「何だ?防具でも欲しいのか?」
「防具じゃなくて解体ナイフを作って頂きたいんですよ!」
「解体ナイフか!それなら大丈夫だ!3本のセットでいいか?」
「3本でいいんですか?僕の買ったのは12本セットでしたよ!」
「そんなにいらね〜よ!ベテランなら1本で倒して解体しちまうもんよ!12本なんて新人狙いの在庫処分だぞ!」
「あ〜…じゃ〜3本セットを2組お願いします!」
「2組か?数が多ければいいって訳じゃないんだぞ?」
「僕が使うんじゃなくてギルドで専属解体の契約をしたので、その2人に使ってもらいたくて!」
「ギルドの2人か…ひょっとしてグランツとモントか?」
「そうです!2人を知ってるんですか?」
「あ〜良く知ってるよ!」
「グランツとモントにノエルは3人組のパーティーだったんだよ。それでグランツとモントが金を貯めて初めて買ったのが俺の剣だ!それから何度も何度も修理しては大事に俺の剣を使ってくれてたんだ!」
「そうだったんですか!」
「ところが1年くらい前だ…グランツのパーティーと、もう1人の幼馴染のパーティーと別のパーティーの3組で合同討伐の依頼を受けたんだよ。小型の龍2匹の討伐で、なんとかギリギリでグランツが1匹の龍を討ち取ったんだ剣を犠牲にしてな。だがそこでだ!もう1匹の龍が怒り狂って1つのパーティーは全滅してモントとノエルを庇ったグランツは足に大怪我をして、もう1人の幼馴染のパーティーは幼馴染を除いた3人が死んで幼馴染は龍に掴まれたまま逃げた龍と一緒に行方不明になったんだ!それでグランツのパーティーも解散してギルドで働いてたって訳なんだよ!」
「そんな事があったんですね…」
「でもまぁ〜冒険者ってのは命をかけた職業で色んな形があるもんだ!でも奴らは坊主と出会った!どんな意味があるのか分からんが、それが人生だ!」
「そうですね!僕と彼らとの出会いの答えは、いつかわかるでしょうし!
「とにかく解体ナイフは、任せてくれ!素材も坊主からもらったのが大量にあるから大丈夫だ!2日後には剣と一緒に納品するからよ!」
「わかりました。ありがとうございます!では2日後に!」
俺は店を出てグランツさん、モントさん、ノエルさんと幼馴染の事を考えながら宿に帰った。
「ただいま帰りました〜!エリーナさんこれ、お土産です!」
「あら〜!いつもありがと〜!また美味しそうなお肉ね!」
「え〜!最高級らしいですよ!また皆さんで食べましょう!」
「ありがとう!またみんな大騒ぎするわね〜!」
「僕も晩ご飯楽しみにしてますね〜!」
こうして今晩も宿のみんなで大宴会となった!食べてる肉がグレイトホーンの希少種とコカトリスだと言ったら全員が驚きながら味わって食べてたよ!




