専属料理人を雇いました!
ノエルさんに案内されて解体する部屋へ移動すると20歳くらいの2人が待っていた!
「此方の2人がグランツとモントです!私と幼馴染で少し前まで冒険者をしてたんですが2人とも結婚して嫁の言いなりで冒険者をやめて尻に敷かれている情けない2人で毎日毎日、同じような嫁の悪口をギルドで言い合って喜んでますが腕は保証します!」
ボロカスだな…
「何だよ!自分が嫁の貰い手がない行き遅れってのを棚に〈ドカッ〉…よろしくお願いします!」
「ハハハハハ〜!モントです。よろしくです」
「ハハハッ!こちらこそ、お願いします!」
「痛いな〜…グランツです。それじゃさっそく獲物を出してもらえますか?」
「わかりました。まずグレイトホーンの希少種とこっちがコカトリスです!とりあえず肉が食べたいんで解体で、お願いします!」
「希少種って…」
「グランツよ〜こんなの見た事あるか?」
「ある訳ないだろ…2匹とも多分だけど100年近くギルドの支部になんか上がった記録もないよ…王都なら分からんけど。」
珍しいのなら絶対に美味しいな!
「解体って大丈夫ですか?」
「コカトリスの方はモントと俺で大丈夫ですけど、こっちの希少種がね…ギルドの解体ナイフじゃ皮膚に傷付ける程度だな〜。」
「申請してミスリルのナイフ出せばいいじゃないのよ!」
「確かにミスリルなら、ある程度の肉は確保できるけど皮とか骨の周辺で絶対に刃こぼれするぞ!首を切り落としてるのが信じられんくらいだ!ノエルが責任持ってくれるならやるけどやるか?」
「絶対に無理!ミスリルの弁償なんて事になったら嫁に行く前に奴隷になるわよ!」
ミスリルで切れないのか!確かに物理耐性が高かったからな〜!だったら…
「じゃ〜このナイフでどうですか?」
俺の出したナイフでグランツさんがグレイトホーンの希少種に刃を入れるとスーっと皮膚を切り裂いた。
「なんですか?このナイフは…オリハルコンじゃなさそうだし?」
「それはですね〜!僕が自分で解体しようと思って買った超お買い得の解体ナイフ12本セットですね!それで刃に強靭化、鋭利化、不滅化と念のために腐敗耐性、防錆耐性に自己再生を12本に付与して超絶お買い得に進化した解体ナイフ12本セットです!ちなみに1本だけ使ったんですが解体が苦手だったので、それ以来は封印してました!」
「グランツ、モント…もう私には理解できないから後は、よろしくね…」
「まぁ〜なんだな…俺にも分からんけどグランツと頑張ってみるさ!」
「そうだな…確かに切れさえすれば問題は無いから、任せて下さい!さ〜モントやっちまおうや!」
「てゆ〜事みたいなのでアースさん受付の方で待ってましょうか?」
「そうですね!じゃ〜お願いします!」
2人にお願いして部屋を出て受付へ向かった。
「けどアースさんが凄い魔物を出すからビックリですよ!でもギルドマスターの留守中にギルドが潤うから私の評価が上がって嬉しいですけどね〜」
「2匹とも、たまたま見てけたんで僕もラッキーでしたよ!」
「見つけ狩れるような物じゃないんですけど気にしないでおきましょう!ところで、あの2人はどうでしたか?」
「知識や技術も問題ないですし、これから経験を積めばもっと良くなると思います。それに人間性も良いですし、ノエルさんが推薦してくれてますしね!僕としては是非あの2人と専属契約をお願いしたいですね!」
「よかった〜!きっとあの2人も喜びます!確かにベテランの方が良いって言うのも分かるんですけど絶対に、あの2人の方が正解です!ありがとうございます!」
「こちらこそ良い人を紹介してもらって嬉しいですよ!ありがとうございます!」
「では契約なんですけど月単位と年単位のどちらにしましょうか?料金は月に金貨1枚ですけど?大半は月単位ですね!金銭的な理由ですけど! あとそれに2人の給金として相場で月に金貨1枚が必要なんですけど…」
契約金が年間で金貨12枚で給金も相場でいくと12枚か!
「じゃ〜とりあえず3年契約でお願いします!」
そう言って俺は白金貨3枚を出した!
「ま〜1年で白金貨1枚で契約金を引いた分を支給して下さい!あと、さっきの超絶12本解体ナイフセットも2人で使ってもらって下さい!」
「マジですか??白金貨3枚って…」
「頑張りがいが出て良いでしょ?それに衣食住は大事ですから!」
「実を言うと紹介した私にも配当があるんですが…」
「なんの問題もないですよ!その内容で契約をお願いします!」
「ありがとうございま〜す!これからも頑張ります!」
ノエルさんも正直で良い人だ!そんな話をしてるとモントさんが受付にやって来た!
「アースさん。肉の方は先に終わったんで持って来ました。あと素材も今日、受け取ります?もし急がないようなら明日にでも買取の計算もしておきますけど!」
「肉さえもらえれば素材は明日でも大丈夫です!」
「じゃ〜明日にでも用意しときますね!あと少しは肉もあるんで一緒に渡しますね!」
「だったら残りの肉は3人で分けて下さい!僕の方は、これだけあればいいので!」
「本当ですか?超高級品ですよ!」
「みんなで食べましょうよ!その方が楽しいし!」
「生きてて良かった!家族と頂きます〜!」
「俺も遠慮なく頂きます!グランツも喜びます!あいつ肉大好きですから!」
「じゃ〜明日また伺います!」
こうしてギルドを出たけど、その後ろでノエルさんとモントさんが踊ってるのが見えた!




