やっぱり彼は呪われてました!
無職と分かってから少し焦ったが冷静になったところで全知全能のスキルを思い出して調べて理解した。無職となっていたのは単に戦闘職についてなかっただけだった!
「そりゃそうだよな〜。面倒ごとを避けてギルドに行ってないから、そんな話を聞く機会も仲間もいないし…」
そんな事を考えながら帰ってると草原で大量のゴブリンに追いかけられてる冒険者を発見する。
「もう間違いなく呪いだろ?さすがに、そろそろ本人に聞いてみるか?もしかしたら何かの作戦中で毎回、邪魔してる可能性もなくもないし!」
あの冒険者専用となりつつある魔法を使ってゴブリンを殲滅して冒険者の前に降りた。
「あの〜…初めまして僕は冒険者のアースといいます。大丈夫ですか?」
「やっと会えたね!いつも助けてくれて、ありがとう。俺は冒険者のジークハルだ!」
「単刀直入にお聞きしますが、なぜいつも追いかけられてるんですか?」
「それはね〜…数週間前にダンジョンでアンデット系の魔物に変な煙の魔法みたいな攻撃をうけたんだよ!そしたら、その日から急に魔物やら魔獣が寄って来るようになったんだ!まぁ〜こんな状態だからパーティーにも迷惑かかるからパーティーも抜けて王都に行けば何とかなると思って街を出ると追いかけられて逃げるの繰り返しって訳だな!」
すごいな…けどやっぱり呪いっぽいから鑑定してみると、やはり呪いだった!単純に魔物を寄せつける呪いだけど恐ろしいな…
「見たところ呪いですね!」
「そうだよな…そうなるとやっぱり王都に行っても無理かもな〜…」
そう言えば解呪の魔法は珍しいとか誰かが言ってたような…まぁ〜使えるから問題ないけど。そして俺は彼に解呪魔法を唱えると彼の身体から黒い霧が抜けて解呪されたのを確認した!
「何だ?今、俺から煙みたいなのが出て消えたぞ!」
「もう大丈夫ですよ!解呪しましたから!」
「マジで?そんな事できるのか?てゆ〜かもう追いかけられないのか?」
「大丈夫です!でも自分から巣穴をつつくような事したら別ですけどね!」
「ありがとう…マジで助かったよ。また冒険者としてやってけるんだな…ありがとう。」
「よかったです。また何かあったら言って下さいね!でもあまり言いふらしたりはしないで下さいね。」
「おう分かった!それより礼なんだけど…あんまり持ち合わせもないし、あるとしても俺を追いかけてた魔物はボックスに入れてあるけど倒したのは俺じゃないから、いつか渡そうと思ってたのがあるくらいで…」
「礼なんていらないですよ!別にアイテム消費した訳でもないですし困った時はお互い様ですよ!あと魔物は好きに使って下さい。再出発の資金にしたりして!」
「いや、さすがにそこまで…でも正直に言うと武器も落としたり防具もボロボロだから…すまない!その言葉に甘えさせてもらう!」
深々と頭を下げてくれた。
「その気待ちだけ頂きます!きっと前のパーティーの人も待ってますよ!」
「この恩は一生忘れない!ありがとう!」
彼はそう言って街へ走って行った!やっぱりあれだけ追いかけられてたからか、かなり速かった!
「行きと帰りの習慣がななくなったけど良しとしよう!」
そして俺も今日は走ってミストガルの街まで帰った!




