龍王親子と感動の再会…
『まだ生き残りがいたのか!身の程知らずの人間めが!』
「あの〜申し訳ないんですけどヴァルザークさんかラドリュースさんを呼んで来てもらえますかね?」
『何だと!何故に人間如きが我らの王の名を知っておるのだ?お主は何者なのだ?』
「え〜っと…知り合いです」
『ふざけるな〜!まとめて炭にしてくれるわ!」
即ギレですか…とりあえず鎖につながれている冒険者に多重結界を張った瞬間に紅蓮の炎が吹き荒れた!
「お〜これが元からの耐性と加護の耐性か?まったく熱くもないな!俺の張った結界も大丈夫そうだな!けど服まで燃えないのは助かるな!炎が収まって裸だったらギャグだもんな!」
炎が収まり無傷な俺を見て龍も4人の冒険者も思考が停止してるようだ。
『何故に人間の貴様に炎が効かないのだ…?』
「それは元からの耐性と加護のおかげですね!とりあえず、どちらか呼んでもらえませんか?駄目なら自分で行きますけど!」
『加護だと?まさかそんな世迷言を…イヤっその内から出るオーラは龍の加護…いや違う…龍王の加護だと…』
そして、この騒ぎを見にヴァルザークがやって来た!相変わらずデカイな見張りの龍よりデカイ!
『ヴァルザーク様!此方の人間がヴァルザーク様とラドリュース王を呼べと…』
『どの人間じゃ?』
「ヴァルザークさん、こっちこっち!」
『おぉ〜アース殿ではないか!さっそく我らの城へ来てくれたのか?』
「違うんですよ!僕の知り合いを探してたら、この城で捕まってたので助けに来たんですよ!」
『何とそれは失礼な事をしてしまったな! オイっ!直ちに鎖を解いて丁重に城内へ、ご案内しろ!』
「いやヴァルザークさん今日は帰ります!夜も遅いですし、この人達も早く連れて帰ってあげたいんで!」
さっさと帰らないと絶対に面倒くさいから帰ります!即です!
「それは困る!せめて息子には会ってもらわねば我が何を言われるか!』
「確かに解放してもらうなら王様に会わないとな〜…分かりました。ラドリュースさんの所に案内してもらっていいですか?」
『ガハハハ!さすがアース殿じゃ話が分かる!さぁ〜参ろう!』
「皆さん、もう少し我慢して下さいね!挨拶したら帰れますから…多分!」
「いったい貴方は何者なのですか?」
「貴方の子供さん達と龍の親子との知り合いですよ!」
デカイ城の廊下なのか回廊なのかを進んで謁見の間らしきデカイ部屋に入ると龍王ラドリュースが迎えてくれた!
『おぉ〜!アース様!まさかこんなに早く来て下さるとは!何年でも居て下さい』
年て何だよ…長寿命な龍族の時間感覚が分からん…
「いえ今日は、此方の方々を連れて帰らねばなりませんので、また後日に改めて伺います!」
100年後に生きてれば来ます…必ず!
『そうですか…それならば仕方ないですな…では、これを持ち帰り下さい!』
それは綺麗な輝きを放つ宝石のペンダントだ!
『アース殿よ、それは龍輝石という龍族の宝石じゃ!敬意や感謝の表れで人間界では勲章のような物かのう!』
「よろしいんですか?この様な高価な物を頂いて…?」
『もちろんです!アース様は命の恩人です!是非にお受け取り願いたい!』
『そうだぞアース殿!本来なら龍族総出で授与したいのだが龍族を集めるには何十年かの時間がかかるのでな!』
「すぐに有り難く頂戴致します〜!」
『あとこれは皆さんへの、お詫びの品ですので、お持ち帰り下さい!」
ははぁ〜と頭を下げて冒険者たちが袋を受け取った!
「では家族の者たちが首を長くして待ってますので此度はこれにて失礼します!」
『是非また来て下されよアース殿!来なければ我が会いに行くからな!』
『それはいいですな父上!是非そうしましょう!』
ハイ、ロックオン確認しました…という事で転移魔法でミストガルの街へ帰った!
『おぉ〜空間魔法まで使えるとは、さすがアース様だ!』
『うむ!やはり只者ではないなぁ〜』
とりあえず街へ着いたけどグッと疲れたよ…




