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兄さん元気ですか?

俺は鍛冶屋を出て、まっすぐ宿に戻った。すると受付にエリーナさんが居た。


「あら出掛けてたの?」


「はい!ちょっと欲しいものがあったので買い物して来ました!」


「そ〜だったのね。今日は今から依頼を受けるの?」


「いえ今日は今から、やりたい事があるので冒険者は休みです!」


「じゃ〜お昼はどうしましょう?作ってお部屋に運びましょうか?」


「そ〜ですね〜。後ほど食堂で頂きます!」


「わかったわ!用意しとくわね!」


「よろしくお願いします!」


お昼をお願いして部屋に戻ってから薬作りを開始した。多少、手間取ると思ったけどスキルと採取した薬草やキノコ類のおかげで色んな薬が完成した!


「しかし龍の血ってすごいな!ちょっと入れるだけで何段階も効果が向上するとは!」


回復薬から状態異常回復薬の上位どころか最上位の薬までできた!部分欠損や全回復やら万病薬とか。解呪役はアンデット系の素材が必要だったから作れなかったけど。素材が手に入ったらまた作ろう!


「さてと、まだ昼か〜ご飯食べから何しようかな〜?とりあえず食堂に行ってみよ〜」


食堂に入ると他の宿泊客から声をかけられた。


「おぉ〜兄ちゃん昨日の晩は、ありがとな!まさかあんな高級なのを食えるなんてな〜!」


「だよな〜本当に最高だったよな〜!」


みんな喜んでるようで良かった!席に座ってるとアンナが料理を持ってきてくれた!


「昨日は、ご馳走さま〜!いっぱい食べてね〜」


「ありがとう!頂きます!」


食事を終えるとアンナが紅茶を持って来てくれた。


「エリーナさんは厨房で料理してるのか?」


「お姉ちゃんは今、母さんの所に行ってるの!」


そ〜いえば会ってなかったな?


「ご両親はどこかで違う仕事してるの?」


「違うの…母さんは病気で3階の部屋で療養してて、父さんは母さんの薬代とかのために出稼ぎに出てるのよ…」


「そうだったのか…大変だったんだな!」


「でもね家族みんなで頑張ってるの!また昔みたいに賑やかな宿にしようって!」


これも運命なのかフラグってやつなのか…でも関係ないな。助けれるなら助ける!シンプルが一番だ!


「アンナ!お母さんの所に案内してよ!」


「母さんの所に?でもどうして?」


「まぁ〜いいから!行こう!」


アンナに案内されて3階の部屋に来て中からエリーナさんが出て来て、俺を見て驚いていた!


「アースさん何でここに?」


「お母さんの病気が治るかもしれないので中に入っていいですか?」


少し戸惑いながら中に入れてもらった。そして病で弱ってる、お母さんが目に入った。さっそく鑑定してみると心臓の病のようだった。


「エリーナさん、この薬を飲ませてあげて下さい!運命なのか偶然か、さっき完成した万病に効く薬です。俺を信じて飲ませてあげて下さい!」


「わかりました。母さん!お薬よ。飲んで!」


弱々しく薬を飲み干した。不安そうにエリーナとアンナが母親を見守っていると。


「お姉ちゃん!母さんが光ってるよ!」


俺も驚いたが悪い気配はないから大丈夫だ!すると光が収まったので鑑定してみると病気は消えていた。完治したみたいだ!


「エリーナさん。良かったね!お母さんの病気は完治したよ!」


すると母親が身体を起こして信じられない様子でキョロキョロしてる。


「母さん大丈夫なの?痛い所とかないの?」


「どういう事?さっきまでの痛みや息苦しさが嘘のようにないわ…」


「母さ〜ん!」


泣いて抱き合ってる3人を見て部屋を出てた…俺は、こ〜いった事が苦手なのだ人一倍もらい泣きする程に涙腺がバカなのだ…とにかく良かった!


「あぁ〜兄さん元気かなぁ〜」


何故かまた置き去りにした兄を思い出し軽く流して部屋に戻ったのだった!

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