山頂で緊急オペします!
倒したロックリザード希少種に鑑定してみると、やっぱりオリハルコンや少量のアダマンタイトやヒヒイロカネなどの希少金属ばかりだった。ロックリザードをボックスに入れて空洞内にあるオリハルコンや宝石の原石らしきものも少し持ち帰る!
「奥にまだ通路があるな!行ってみるか!」
最初に来た道だとロックリザードには狭いから、こちらが出入り口っぽい。しばらく進むと先に出口が見える。恐る恐る外を見ると断崖絶壁の中腹に出た。整備されてないが歩くのには問題ない道が上り降りに続いてる!
「どうしようか?そろそろ昼だし明るい場所で食べたいから山頂方向に行こうかな!」
てくてくと山道を登ってると大型犬くらいの鳥が飛んでたので弓を取り出して狩りながら進む!鑑定してみるとホロホロ鳥と出た。肉質は柔らかく高級食材らしい。
「お〜高級食材か!たくさん狩れたし宿屋のエリーナさんに料理してもらおう!」
そして足場のいい場所を見つけたのでエリーナさんが作ってくれた、お弁当を食べ休憩した。
「これからどうするかだな〜。せっかくダンジョン都市に来たんだからダンジョンにも行きたいし大森林とか霊峰もあるって聞いたしな〜…けど、どちらにしても装備とか食料の準備してからでもいいかな!時間はたっぷりある事だし。」
軽く兄さんの事を思い出したけど軽く流し昼食を済ませて再び山頂に向かって進みはじめた!
「そう言えば前に狩ったグレイトボアとかキングバードの肉と素材がボックスに入ってたな〜。これもエリーナさんに渡して使ってもらおう。」
あれこれ考えながら進んでると頂上付近で発見しましたドラゴンです!2匹のドラゴンが巨体を寄せて休憩してるのかな?
「デカイな〜…さすがドラゴン…存在感が半端ないな〜」
まじまじとドラゴンを見てると1匹のドラゴンがこちらに気づいた!
『そこの人間よ!何をしている?まさか我を倒しに来たと言うのか?』
お〜喋ったよ!やっぱり知性の高いドラゴンは喋るんだな〜!
「いいえ!敵意はございません!興味本位で来ました!もし襲われたら分かりませんけど!」
『面白い人間だな!確かに敵意は感じぬな!ま〜我も今は貴様の相手をしてる場合じゃないからな!』
疲れてるのか?ふと何かを感じたので2匹のドラゴンに鑑定をしてみると眠ってる方のドラゴンに瀕死と出た!死にかけてる?怪我か病気なのか?
「あの〜?そちらの眠ってらっしゃるドラゴンさんは怪我ですか?病気ですか?」
『何⁇何故わかった…?』
「鑑定をしたら瀕死と出ました。覗き見するような事をしてしまい申し訳ありません」
「そうか鑑定持ちか。あぁ〜眠ってるのは我が子だ!不覚にも奇襲にあって、このザマだ…」
怪我か…ドラゴンに人間の回復魔法って効果あるのかな?
「人間の回復魔法って効果あります?もしあるなら僕が回復魔法しましょうか?」
『お主、回復魔法を使えるのか?もし使えるなら頼む!我はもう魔力が残ってない…血を止めるだけでもよい!頼めるか?』
「分かりました、やってみましょう!」
俺はドラゴンの横に立った。眠ってるドラゴンは片腕から翼にかけて吹き飛ばされていた。生きとるのが不思議なくらいだ!そして2匹のドラゴンに多めの魔力を込めて回復魔法を放った。
「ハイエンドヒール」
2匹のドラゴンを黄金色の光が包み込んだ!しばらくすると光は収まり2匹のドラゴンの姿が見えた!
『おぉ〜‼︎なんと強大な魔力…我が子だけでなく我も同時に回復させるとは…しかも吹き飛んだ腕や翼までも元に戻っておる…』
「俺の使える最大の回復魔法に魔力もたっぷり込めましたからね!それに増血の効果もありますから大丈夫でしょう!」
鑑定してみても瀕死は消えてるから安心だろう!
「では私はこれで!」
その場を去ろうとすると、やっぱり止められた。
『いや、いや、いや!待ってくれ!まさかそんなに、あっさり帰るなどあり得ぬぞ!しばし待ってくれ!』
「ですよね〜…」
俺はしばらく待つ事になった。ややこしくならなければいいけど…




