20話 初のスパチャ!
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華乃は驚きのあまり、スマートフォンに表示されていた文字を二度見する。
「…え?えええ?す…スパチャ…二万円?」
華乃は思わず叫びだし、声まで上擦ってしまう。
そんなところへ、コメント欄にメッセージが上がる。
『僕からのプレゼントだよー!これで自衛アイテム買ってね!』
寄せられたコメントに目を瞠る。
「ええええええ?!…よ、良いのですか?」
華乃の心臓が一昨日とは違う(良い)意味でバクバクと弾んでいた。
初のスパチャを…こんなに早く、しかも高額をいただけるとは…夢にも思わなかったと、華乃は浮かれる。
『華乃ちゃん興奮しすぎw』
『良かったねー!』
『オレも少し投げるかな?』
チャット欄もあたたかく盛り上がってくれた。
本日の探索の成果は、ノーマル妖気玉二個。
イマイチの成果だが、色々嬉しい事があり、今日はもう、これで充分だった。
「気力が無くなる前に…今日はこの辺で配信を終わりますね!」
『お疲れ様ー!』
『また観に来るから続けてよね!』
『またねー!』
念の為…配信は一層へ上がるまで付けておいた。
無事、ダンジョンを出た華乃は、ホッと安堵しながら、符屋を目指す。
「弾幕と鈴の購入も考えてみましょう…」
二万円のスパチャの後、千円や五百円のスパチャも飛んできて、嬉しい限りの華乃の懐にも余裕がで始めた。
「視聴者さまから、お金を貰えるなんて…少し申し訳無い感じもしますけどね…」
困ったように、悩む反面…顔がニヤけてしまう
素直な自分に苦笑いする華乃だった。
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