試練1回目「お食事ですぅ♪」
【スッポンタウン・料理店】
神「あ、そういえば店に入っておいてなんだけど…俺お金持ってない…」
てん子「あ、大丈夫ですよ?トイレ神さまから試練に使う為の資金をいただいたので」
神「そっかぁ…トイレ神さまがねぇ…」
てん子「なので遠慮しないでいっぱい食べて下さいね?」
神「ありがと。じゃあお礼に今度飯食いにいった時は俺が奢るよ」
てん子「はい」ニコッ
神「(てん子さんの笑顔やっぱり癒やされるわぁ)」
神「さて何食べよっかな~メニューメニュー…」
神「ふ~む…見たところトイレの聖域の料理って、俺達の住む世界の料理とあまり変わらないんだな」
てん子「うふふ…オススメは『トイレラーメン』『トイレ餃子』『トイレチャーハン』ですよ?」
神「う…全部名前に『トイレ』が付いてるし…。じゃあ俺はトイレラーメンとトイレチャーハンにしよっかな」
てん子「神さまは『かなりの小食』なのですね?」
神「へ?」
10分後…
店員「こちらのお客様は『トイレチャーハン』と『トイレラーメン』ですね」
神「どうも~」
店員「こ、こちらのお客様は…『トイレラーメン5つ』と『トイレ餃子10皿』と『トイレチャーハン5つ』です」
てん子「はい♪」
神「ぎえぇぇぇ~っ!?こ、これ全部てん子さんが一人で食べるの!?」
てん子「はい♪」ニコッ
神「………」ポカーン
てん子「いただきますぅ♪」ペコリ
神「………」
モグモグ~♪
てん子「美味しいですぅ♪あれ?神さま?食べないのですか?」
神「あ、いや…てん子さんの料理の食べっぷりと量があまりにも凄くて…」
てん子「うふふ…これでも少ない方ですよ?」
神「ふえぇぇ!?(なんと…可愛い顔に似合わず大食いだったとは…)」
神「(しかしそのギャップに萌える)」
神「さて…俺もいただくかな。トイレチャーハンとトイレラーメンかぁ…」
神「中身は普通だけど、容器は『トイレ』なんだな…」
てん子「うふふ…でも味は美味しいですよ?」
神「そ、そう?どれ…」
モグモグ~♪
神「おおっ!確かに旨い!」
モグモグモグモグ~♪
てん子「ん~…おいひぃれふぅ♪」
神「しかし凄い食べっぷりだな…」
てん子「ふぇ?ははひにほっへは、ふつふれふよ?」
神「はい?とりあえず口の中の物を飲み込んでから喋りましょうね?」
てん子「ふぅ…ごちそうさまですぅ」ペコリ
神「は、はやっ!あれだけあったのにもう食べたのか!?」
てん子「少し足りなかったかもしれないですぅ」
神「ふえぇ!?」
てん子「………」ジー
神「ん?お、俺のラーメンを見つめてどうしたんだ?」
てん子「………」ジュル
神「お、俺の分…少しだけ食べる?」
てん子「あ、有り難うございますぅ♪」パアァ
神「(ヤバい…てん子さんがいちいち可愛い過ぎて辛い…)」
数分後…
神「ふぅ…食った食ったぁ♪」
てん子「美味しかったですぅ♪」
神「さて会計済ませよう」
てん子「はいっ!」
神「えっと伝票はこれか…全部でいくらかな?」
神「………」
神「げっ…」サアァ
てん子「神さま?どうしたのですか?顔色が優れませんが?」
神「てん子さん?トイレ神さまから預かったお金は、どれくらいある?」
てん子「えっと…これくらいですぅ」スッ
神「どれ…ひ~ふぅ~みぃ…」
神「………」
神「いかん…お金が足りない!」
てん子「…え?」
神「あとラーメン一食分足りない…」
てん子「そ、そんな…私が食べ過ぎたせいでしょうか?」
神「うん」アッサリ
てん子「あぅ…ごめんなさい…」カアァ
神「と、とりあえず店員さん呼ぼうか…」
てん子「はい…」
神「とりあえず店員さんに説明して…」
「ふむ…お若いの…何やらお困りのようだのぅ」
神「え?」
老人「ほっほ…良かったらワシに話してみなされ…」
てん子「あのぅ…お金が少し足りなくて…」
老人「ほうほう。
ならばワシが足りない分を援助するぞぃ」
てん子「ホントですか!?あ、有り難うございますぅ!」
神「有り難いけど、やけに親切過ぎるな…」
老人「ほっほ…心配なさるな。ワシは別に親切の押し売りをするつもりはないぞよ?もちろん見返りも求めておらんよ」
神「でも見ず知らずの人にお世話になる訳には…」
老人「ほっほっほ気になさるな…」
店員「有り難うございました~♪」
神「足りない分のお金を出してもらってすいません」
てん子「本当に有り難うございました!」
老人「なぁに気にせんでよいぞ?それより若者達…これから何処へ向かうのかの?」
てん子「スッポン山です」
老人「ほぅ…」
神「それで今スッポン山の頂上に繋がるワープの場所を探していたんです」
老人「なるほどのぅ…スッポン山の頂上に繋がるワープの場所か」
てん子「あの…ワープの場所は何処にあるかご存じありませんか?」
老人「ふむ…そのワープの場所をワシは知っておるぞぃ」
神「どこにあるんですか?」
老人「ほっほ…ついてきなされ。案内するぞぃ」
てん子「は、はい!」




