巫女様のお仕置きタイム その2
【巫女の部屋】
神「………」
巫女「………」
神「………」
巫女「………」
神「あ、あの…巫女姉?」
巫女「…なにか…?」
神「何で俺は壁に張り付けられた上に…ロープで縛られているんだい…?」
巫女「…無論…これからお仕置きする為…」キラリ
神「お仕置きって誰に…?」
ピシィ!!
神「ひっ!?」
巫女「…何を寝ぼけているのです…あなたしかいないでしょう?」
神「で、ですよね~…」ゾクッ
巫女「…本日も神には…私のムチの『的』となっていただきましょうか…」キラリ
神「…げげっ!?」
巫女「…これより…『的当て遊戯』を開始します…」
神「…的当て遊戯?」
巫女「…神の身体のムチを当てた『箇所』によって点数が決まり、加算される競技です…」
神「いつの間に競技化されたんだ?全く巫女姉はロクな事を考えねぇな。全くくだらねぇ…」
ピシィ!!
神「ひっ!?」
巫女「…いま…『くだらない』と聞こえましたが…?」キラリ
神「あ…いや『くだらなくない』と言ったんです!さ、流石は巫女姉様!的当て遊戯とても素晴らしいッス!」
巫女「…よろしい…では…始めます…」
神「ちなみに何で俺はお仕置きされなきゃならないんだい?」
巫女「…その質問に答える前に…まずは私の質問に答えてもらいましょうか…」
神「え?」
巫女「あなたは何故…呼吸をしているのですか?…」
神「何でって…そりゃあ呼吸しなきゃ死んじゃうからに決まって…」
巫女「…何を…言っているのですか?」
神「え?」
巫女「…あなたが呼吸をしているのは…」
巫女「…私にお仕置きされる為に決まっているでしょう…?」
神「ふえぇ!?理不尽すぎる!」
巫女「それと…あなたがお仕置きされるのには理由があるのです…」
神「り、理由って何だい?」
巫女「…自分の胸に聞いてごらんなさい…」
神「(そういえば理由がいくつか思い当たるような…)」
神「もしかして…この前俺が授業をサボったから?それとも…巫女姉の残していたケーキを勝手に食べたから?」
巫女「………」
巫女「…神?あなた…そんな事をしていたのですか?」ゴゴゴ…
神「え?ち、違うの?しまった!それじゃなかったのか…!」
巫女「…神?また授業を…サボっていたのですか…?」
神「あ、いや…それはずっと前の話で…」
巫女「…それに…私の残していたケーキを勝手に食べていたと…?」
神「そ、それは冗談で…」
巫女「…もう遅い…あなたのお仕置きメニューを『10倍』に増やします…」ゴゴゴ…
神「ひえぇ!!や、やめてくれぇ~~~!!」
神「あ!でもさ巫女姉の物だけあって、その苺ケーキは世界一うまかったぜ?」
巫女「…どういう意味です?」
神「つ、つまり巫女姉は美人だから所持した物には何でも美味しくする力があるってコト…です」
巫女「…私…それほど…美人なのですか?」
神「も、もちろんさ!(へへっ…さすがの巫女姉もおだてには弱かったか?)」
巫女「…神?…私の所持している物が、何でも美味しくなるのならば…あなたに『美味しい物』を食べさせてあげましょう…」キラリ
神「…え?(なんか嫌な予感…)」
【神の部屋】
神「な、何で俺の部屋に?俺の部屋に美味しい物なんてないぜ?」
巫女「…それは承知しています…しかし…先程私が所持している物は美味しくなると言ったでしょう?」
神「ま、まあ…そう言ったけど…でもホントに俺の部屋には食いもんはないぜ?どうしようってんだ…?」
巫女「…ふ…それがあるのですよ?神の…ベッドの下に…」
神「…ベッドの下…?」ギクッ
巫女「…確か…この辺りに…」
ガサゴソ…
神「お、おい!俺のベッドの下を勝手に見…」
巫女「…はい?」キラリッ
神「い、いえ…なんでも無いッス…」ビクビク
ガサゴソ…
巫女「…ありました…」
神「ありましたって…な、何が?」ドキドキ
巫女「…これです…」スッ
カサカサ…カサカサ…
神「おぅ?ま、またしてもゴキくん!?…てか何で俺の部屋のベッド下に…?」
巫女「ふ…私の部屋よりも…神の部屋の方が居心地が良いと…ゴキブリさん達が仰っていたので…」
神「仰ったってなんでゴキくんとの会話が成立してるんだよ?しかしゴキくん達の気持ちわかるわ~。なんたって巫女姉の部屋じゃ恐ろしくて…」
巫女「…神?私の部屋だと…何ですか?」
神「い、いや…あの…巫女様のお部屋があまりにも美しく眩し過ぎるからゴキくん達も逆に住みづらいかと…」
巫女「…よろしい…」
神「…あはは…(ふぅ…危うく地雷踏むトコだったぜ…)」
ゴキくん「(ああ…やっぱりあのお姉さん…怖い…こっちのお兄さんの部屋に移してもらって良かったぁ…)」ブルブル
巫女「…それともう一つ…ベッドの下からこのような物が…」
神「え?」ギクッ
エロエロ~♪
巫女「…神?…あなたはこのような『エッチな本』を所持していたのですね…?」
神「べ、別にいいじゃんかよぅ…」カアァ
巫女「…本のタイトルは…『淫らな姉貴とドMな弟』…ですか…」
巫女「ちなみに…淫らな姉貴とは…まさか私の事ですか…?」
神「そ、そんなワケないだろ?巫女姉とは全くの別人だぜ?」
巫女「…しかし…この表紙を見る限り…この『姉貴』さんと私の顔が酷似しているようですが?」
神「き、気のせいだよ…」
巫女「…ふ…この方と私…どちらが素敵な身体なのでしょうね…」ボソッ
神「…え?」ドキッ
巫女「ふ…弟は…神に…全く似ていませんがね…」
神「あはは…」
巫女「…神の方が…断然男前…」
神「え?ほ、ほんとか!?」
巫女「…ふ…」
神「へへっ…(なんだかんだ言って巫女姉は俺のコトを…)」
巫女「ふ…この『ドMな弟さん』よりも、神が優れているという事を証明せねばなりませんね…」
神「ふぇ?しょ、証明って?なんか嫌な予感しかしない…」
巫女「神?…あなたがこの弟さんよりも優れている事を証明する為に…服を脱ぎなさい…」
神「え?やだよ…」
巫女「あなたに…拒否権は無いのですよ?」
神「ひ、ひどい!?」
巫女「…あなたが脱ぎたくないのなら…私が手伝ってあげましょう…」
ピシィ!
神「ひ、ひいっ!?」ビクッ
巫女「…さて…この姉自らあなたの服をひんむいて差し上げましょう…」キラリ
ピシィ!ピシィ!
神「こ、怖ぇ…」ブルブル
巫女「…覚悟…」
神「い、いやだあぁぁ!!」ダッ
巫女「ふ…また逃げるのですか…?」
巫女「…逃がしませんよ?神…」
ピシィ!
【千夏の部屋】
ガチャ!
神「ち、千夏!」
千夏「お兄ちゃん?もぅ…女の子の部屋に入る時はちゃんとノックくらいしてよね?」
神「す、すまん…それよりいま巫女姉に追われてんだ!頼む!千夏の部屋に隠れさせてくれ!」
千夏「い、いいけど…」
コンコン…
神「やべっ…巫女姉が来た!」
千夏「お兄ちゃん!早く私のベッドの下に隠れて!」
神「サンキュー千夏!」
ガチャ…
巫女「…千夏…入りますよ?」
千夏「ど、どうぞ…どうしたの?巫女姉さん」
巫女「…神を探しているのです…千夏の部屋に逃げてきたのではないかと思ったのですが…」
千夏「お、お兄ちゃんはこっちには来てないけど?」
巫女「…そうですか…ならばもしも神がこちらに来たら伝えておいて下さい…」
巫女「私のお仕置きから逃げた罰として…『ビリビリの刑』を執行しますとね…」
千夏「ビ、ビリビリの刑…?」
神「(ひいぃ!…ビ、ビリビリの刑…あれはイヤだ…)」ガタガタ
巫女「…それと…もう一つ…伝えておいて下さい…」
千夏「なに?」
巫女「…いますぐ私の部屋へ戻るのならば…ビリビリの刑だけは執行しないでおきますと…」
千夏「わ、わかった…伝えておくね」
巫女「ふ…千夏?」
千夏「は、はい?」
巫女「…あなたは…優しい子…」
千夏「え?それってどういう意味…?」
巫女「…深い意味はありませんよ…?では…」
ガチャ…バタン…
………
千夏「…お兄ちゃん?巫女姉さんもう行ったから出てきても大丈夫だよ?」
神「そっか…かくまってくれてありがとな千夏」
千夏「でもお兄ちゃん?すぐに巫女姉さんの部屋に戻らないと…」
神「ああ…聞こえてたよ。ビリビリの刑が執行されたくなかったら巫女姉の部屋に戻れってんだろ?」
千夏「…どうするの?このまま巫女姉さんの部屋に戻るの?」
神「いま戻らないと『ビリビリの刑』を喰らうからな…いやだなぁ…」ブルブル
千夏「お兄ちゃん凄く怯えてるけど…ビリビリの刑って何?」
神「とにかく恐ろしい刑さ…巫女姉の『電気鞭』であんなコトやこんなコトを…」ブルブル
千夏「で、電気鞭…!?」ゾクッ
【巫女の部屋】
コンコン…ガチャ…
神「…あの?巫女姉?」
巫女「…ふ…戻ってきましたね…」
神「ああ…」
巫女「…素直に戻った事に免じて…『ビリビリの刑』の執行だけは…しないでおきましょう…」
神「へへっ…じゃあ素直に戻ったから俺は自分の部屋に…」
ピシィ!
神「あひっ!?」
巫女「…何を勘違いしているのですか?…まだお仕置きは終わっていませんよ…?」
神「で、ですよね~…」
巫女「………」キラリ
ピシィ!ピシィ!
神「(…うぅ…潔くお仕置きを受けるしかないのか…)」
巫女「………」
巫女「…ふぅ…少々肩が凝りましたね…」コキコキ
神「…え?」
巫女「…神?…この姉の肩を…揉むのです…」
神「え?肩揉み?(こ、これも…お仕置きなのか?それとも…)」
神「な、何で俺が巫女姉の肩揉みを?」
巫女「…不満ですか?」キラリ
神「い、いえ!滅相もない…も、揉ませていただきます!」
巫女「…よろしい…」
モミモミ…
巫女「………」
モミモミ…
巫女「…神?」
神「な、なんだ?」
巫女「…あなた…肩揉みが上手ですね…?」
神「へへっ…巫女姉に褒められるとは光栄だね」
巫女「ふ…これからは…毎日…肩揉みしてもらいましょう…」
神「えぇ!?…ま、毎日するのかよぅ…」
巫女「…ふ…拒否するのですか?」キラリ
神「あ、いや…ま、毎日巫女姉の肩揉みをしてやってもいいぜ?」
巫女「…ふ…上から目線ですか…」キラリ
神「ひっ!?いや…させていただきます!」
巫女「…よろしい…」
モミモミ…
神「(それにしても…巫女の肌…柔らかい…)」ドキドキ
巫女「………」
神「(巫女姉も黙ってれば、めっちゃ美人なんだけどなぁ…性格がこれだから勿体無い…)」
巫女「…神?何をしているのです?…力が抜けていますよ?」
神「あ、は、はい!」
モミモミモミモミ…
巫女「…よろしい…ところで…神…?」
神「なに?」
巫女「あなたはてん子さんと共に…『トイレの聖域』へ行ってきたのですね?」
神「ああ…」
巫女「…そこで何があったのか…私に話すのです…」
神「ああ…わかった…」
かくかくしかじか…
巫女「…なるほど…てん子さんにかけられた『神の悪戯』を解くには…数多くの…試練を乗り越えなければならないのですね…」
神「ああ…しかも、その試練にはもう一人の『パートナー』が必要不可欠らしい」
巫女「…パートナー?」
神「ちなみにてん子さんの『パートナー』ってのが俺らしいんだが…」
巫女「…神がてん子さんのパートナー…?」
神「ああ。トイレ神っていう神様が言うには、俺には試練を突破する『カギ』を握っているとか…」
巫女「『カギ』ですか…しかし…神にそのような力があるとは…」
神「俺もそう思う…」
巫女「…それで…その試練とは…一体どのような内容なのです…?」
神「試練の内容はまだわからないらしい。内容は近い内に知らせるってトイレ神が言ってたけど…」
巫女「………」
神「それより巫女姉?」
巫女「…はい…?」
神「巫女姉はこの現実とかけ離れた話を信じてるのか?」
巫女「…現に私も神も…てん子さんと出会っているのです…信じる他ないでしょう?」
神「た、確かにそうだけど…」
巫女「…いずれにしても…その試練は…てん子さんだけでなく…『パートナー』である…あなたの試練でもあるという事になるのですね…」
神「………」
神「………」ブルッ
巫女「…どうしたのです?」
神「ちょっとトイレ…」
巫女「…ならば私も…」
神「巫女姉も?」
巫女「…ふ…私は見守っていましょう…」
神「見守るって…俺が用足すトコ?」
ピシィ!
神「わふっ!?」
巫女「…何を寝ぼけた事を…私が見守るのは…」
神「?」
巫女「…ふ…トイレに行けば分かりますよ…?」




