俺と魚と獣人の女の子(冒険者)
俺は今食糧確保の為に釣りをしている。
(釣りねぇ。懐かしい)
と嶺緒が懐かしそうに言う。
(主、何をしているのですか?)
フェンリルは釣りが知らないから何をしているのかわからない状況。
「釣りだよ。釣り。お、掛かった」
剣魔はフェンリルに釣りをしているといい、掛かった魚を引き上げようとする。魚も一生懸命に逃げようとする。が、力尽きたのか剣魔にすぐに捕らえられてしまった。
「やった〜やっと食糧が手に入った〜」
剣魔が喜んでいると後方からある女の子の声が聞こえる。
「あ〜。それ私のッ!返してよッ!」
という声が。だが、魚は剣魔が釣ったのだ。一般常識からすると女の子の抗議はなしとされる。
「あ?此れは俺が釣った魚だ。お前のものでは無い」
剣魔が女の子に言うと、女の子が
「私が先に狙っていたのよッ。返しなさいよねッ」
と言うが、剣魔は正論を返した。
「狙って居ただけで釣ったのは俺だ。ただお前は運がなかっただけだ(ウソ)」
剣魔は女の子の方に魚が絶対に行かないように特殊結界を張っていたのだ。
「認めない認めないんだか「認めなくて結構。でも釣ったのは俺だからお前のものでは無い。わかったか?お馬鹿さん」」
剣魔はもうこれ以上言っても無駄だと悟り、魚を持ち帰ろうとした時、
「どうしたんだクイナ?」
そこにもう一人の人物が現れた。その人物は先ほどの女の子をクイナといい、どうしたのかと聞いている。
「あのね、お兄ちゃん、あの人が私の魚を横取りしたの」
と、クイナがお兄ちゃんであるある人物に言う。それを聞いたクイナ兄は、
「君が僕の可愛い妹の魚を横取りした人か?今すぐその魚をクイナに返すんだッ!」
と剣魔に言うと、剣魔が
「いやいや横取り何てしてないよ。ただ俺がここで魚を釣ったら『それは私の魚だ返せ』って言われて困っているのだがどうにかしてくれないか?」
剣魔が在ったことクイナ兄に言う。
「お前が何と言おうともそれは僕の可愛い妹の魚だッ!」
「さっきから可愛い妹とか言っているけどもしかしてシスコン?またはロリコン?」
もしかしてと、クイナ兄に剣魔がロリコン、またはシスコンかと問う。
「聞き捨てならないな。僕はシスコンでもロリコンでも無い。まずクイナは赤ちゃんだって産める年齢だ」
クイナ兄は剣魔にクイナが幼女じゃないことを説明する。
「お兄ちゃん恥ずかしいこと言わないでッ!」
クイナは、恥ずかしくなってクイナ兄を殴る。その時、後ろからAランクの魔獣である、リオンが出てきた。地球上の生物で例えるとライオンだ。
そのリオンはクイナ目がけて走って行く。
「クイナっ!?ええいお前も手伝え」
クイナ兄は剣魔に命令するが、
「やる義理はない。今ならお前らを見殺しにできる。そこで死ぬんだ」
剣魔はそういい、この場を離れようとする。
そこにクイナ兄が
「鬼かお前は!?く〜。その魚はお前の魚だと認めてあげる。だから手伝え」
クイナ兄が剣魔に言うが剣魔は
「ああ、もうあの魚食ったから助ける義理はない」と言った。
「どうしたら助けてくれんだ?」
「ただ働きは嫌だね。だいたい、何でお前らの言うことを聞かないと行けないんだよ。冗談じゃねぇ」
とだけいい、完全にクイナ達を見捨て、帝国方面へ向かおうとすると、クイナ兄が、剣魔の足にしがみつく。が、すぐに蹴っ飛ばされてしまう。そしてまた、足にしがみついて剣魔にたすけをこう。
「仕方ない。ロリコンで、シスコンであるお前の為にリオンを変わりに倒してやろう。が、お前はすぐ名前をロリコンまたはシスコンに変えろ」
「じゃあフェンリル、実力を見せて貰うよ『召喚』」
フェンリルが目の前に現れる。そしてフェンリルがリオンに食らいつき、リオンはあっと言う間に骨と化した。
「戻っていいよ〜」
フェンリルは剣魔の声を聞くとすぐに戻って行った。
「じゃ、お前の名前はロリ・コーンね。此れからそう呼ばせて貰うよ。じゃあね」
剣魔は帝国方面へ向かって行ったが、ロリコンとクイナがついてくる。
「どうしてお前らがついてくるんだ。どっかいけ」
しっしっ、とクイナらに着いてくるなと言う。
「いや、君と行ったら安全に獣人の国に帰れると思ってね。着いて行かせて貰うよ」
とクイナ兄が言う。クイナはそういえばっと剣魔に名前等を聞いた。
「名前何?何レベ?何ランク?私らはクイナとクルイで24と36、ランクはGとDだけど」
自分のランク等をいい剣魔にどんなんか聞いている。
「俺は剣魔でレベルはMAXランクは…あれ?Sになっている」
とクルイ達に言った。
「あれ?Sランカーは五人だったような…?」
とクイナが言う。
「最近、シーザーペントの亜種をフルボッコにしてギルドに死体を持って行ったらAAAになったんだけどいつの間にかSになってたみたい。まあ、よろしくゴミ共」
剣魔はクルイと行くことを決め、帝国方面へ向かって行ったのだ。




