第一章エピローグ 獣人の国レイト
第一章最後です。
大会を終え、犬の村からでた俺は首都狼の村に向かった。
「大会でずいぶん時間を食ってしまった」
当初の剣魔の予定では昨日別大陸に着いたという具合だったらしい。まあ、隕鉄は貰えて良かったと剣魔は喜んでいたこともある。
「とりあえず隕鉄で剣を作ったがどのくらい強さがあるんだ?」
と言っても誰もいないから変人のように思われてくる。何故か悲しい。
犬の村から狼の村は目と鼻の先と言えるほど近いのだ。だからもう到着したわけなのだが…
剣魔の周りを狼の獣人が囲んでいる。
ああ、もう嫌だ。無視して行こう。
というのが剣魔の思いだ。
剣魔は知らなかったことにし、そのまま去って行こうとする。
その後ろを狼の獣人は着いて行く。
剣魔が走り出した。
「あ‼」
(ちょっと静かに)
(悪い)
(ねぇ。リンもリオもよしときなよ)
(嫌、あの人に剣を教えて貰いたいんだ。お前もみただろう?あの強さを)
(私の名前はラナだと言っているでしょ)
(どうでもいい)
(よくないってああ!見失った)
(何!?)
そんな獣人達の後ろに剣魔は回り込んでいる。
「俺に何か用かなぁ?」
俺はとりあえず聞いてみた。
「「「ひゃぁぁぁぁぁあ」」」
そんな俺をみて驚く獣人達。ひどいなぁ。
「で、何かようなのか?」
「あの俺達を弟子にしてくださ「だか断る♪」」
剣魔は即答した。そのことによってリオは落ち込んでした待った。それをラナが癒している。
「何でよ!!?」
「お前らがつくとはっきり言って足手まといだ。俺は足手まといはいらない」
俺はそういい、立ち去ろうとする。
「だいたいお前らをどうして育てないといけないんだ?確か三獣士っていうのがいたよな?その人に教えて貰え」
「三獣士の方々は怖いんだよぉ」
確かに怖いな。
「だが断る♪だいたい何で俺なんだ。カインさんなどがいるだろう?」
「ああ、あの人怒らすと大変なんだ」
言えてる。あの人の説教を後程食らったがあれはきつい。
「まあ、じゃあな。俺は船乗りばに行くのでな」
「せっかく族長や親から許可もらって来たのに」
........え?俺何か悪いことした?
明らか俺が何かしたっぽいことなっている。
「........ならこうしよう。君達が模擬戦をして1番強かった人を弟子にしてやろう」
「リン、ラナ悪いが此処は俺はが勝たせて貰う」
「いいや私よ」
「私はいいよ」
1人何か諦めているようにつぶやいた。
むぅ.......本当は全員連れて行ってやってもいいんだけどな。
どうするものか。.......族長に聞いてみるとしよう。
「あ、兄ちゃんどこ行くんだよ」
「俺はいつからお前の兄になったんだ。族長に許可を貰ったのだろう?族長とはなしがしたい」
「族長はあの人」
少年は木を指差す。
「え?誰もいないけど?」
「あれ?」
「私に何かようかな?」
「この子達が俺の弟子になりたいというんですが、許可は出しているのでしょうか?」
「ああ、出しているとも。是非この子達を弟子にしてやってください」
ああ、退路を絶たれた。仕方ない引き受けよう。
「わかりました。この子達を弟子とします。が、ギルドに登録するなりして、衣食は自分でどうにかすること。これが条件です。さあ、着いて来ますか?」
「「「着いていかせて下さい。お願いします。師匠」」」
「わかった着いて来い。じゃ、族長さん三ヶ月に一度生存報告しますので」
俺達はいそいで船乗りばに向かった。




