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45泊目 「ほんと、デリカシーないんだから!」

 ぶつぶつと独り言で調理法を呟いているオイゲンの周りで、女性陣は地面を見つめながら沈黙している。


「大丈夫だって! オイゲンにかかればどんな食材だって美味しくしてくれるさ! 新しい美味との出会いがそこにあるんだぞ! 期待しようぜ!」


 正直、アイ・デューサと闇羽虫は俺も口に入れたくなかったが、意気消沈している仲間を鼓舞するように明るく振る舞った。

 食糧がなくなったら、ここまで進んできたダンジョン探索もまた一からやり直しだ。

 地図を書きながら進んでいると言っても、途方もない広さをまたなぞってここまでくるのは得策では無い。

 一気に最下層まで駆け降りるには、どうしても魔物を食べなければならないんだ……!


「確かに、マンドラゴラは美味しかったけど……。ゴブリンは異国の……なんともいえない味がしたし……」


 ーーーーググググググ……ゴガァ!

 その時、もじもじと指を合わせながら呟いているミュウのお腹が地鳴りのような巨大な音を立てて鳴った!!


「な、なんだ!? 魔物か!? すまん、レシピ考案に集中しちまってた! どこだ!? どこにいる!!」


 その音を聞いてこちらを振り向いたオイゲンの脇腹にミュウのキックが光速で叩き込まれた!!


「魔物だなんてレディに対して失礼すぎるのよ! だからナンパも毎回成功しないの! もっと乙女心を知るべき!!」


 顔を真っ赤にしながら怒っているミュウ。

 まったく、喜怒哀楽が激しいやつだ。

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