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日本side-1 姫川さんの場合

日本に残されている人達の外伝、日本side(短編)シリーズです。

 私は姫川真理亜。


 十四歳で今年から中学二年になる。


 そんな私はこれからクラスの委員決めという名の戦いを控えていた。


 なぜ戦いかというと、とある目標があるからだ。


 隣の席の彼とは去年も同じクラスだった。


 その時は誰も立候補者がいないだろうという担任の勝手な思惑によってクジで決まったのだが、その時私がクラス副委員長で彼がクラス委員長になったのだ。


 最初は卑屈そうだし冴えない彼と一年間クラス委員をしなければならないのだなと、やや気落ちしていた。


 けれど、私は知ってしまった。


 人間は中身が大事ということの真の意味を。


 そう、あれは……と語り出すと一晩かかりそうなのでひとまず割愛しておく。


 彼との大事な思い出は私が独り占めしたいから……きゃっ(照)。


 とにかく、何としても今年も彼と同じクラス委員にならなければ。


 その為に先生やクラスメイト達に事前に入念な脅しを……ではなくお願いをしておいたのだ。


 まず去年クラス委員長になった実績を利用して担任に推薦してもらい、クラスメイト達からも支持させる。


 おそらく困った顔をするであろう彼へ、私が優しい眼差しで見つめればきっと大丈夫。


 ……今年も彼の隣にいるのは私なんだから。


外伝をもっと読みたい!という方はぜひご意見くださいませ!

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