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第0話「Point:médian オープニング」

名前はオリジナルです。おそらく

主要人物

久松(ひさまつ)準平(じゅんへい)

池原(いけはら)優利(ゆうり)

白土(しらつち)裕靖(ゆうせい)

永吉(えいきち)エイジ

『五人目のメンバー』(名前はまだ明かされない)

──自分は平凡で普通だ。

──それなりにはこなせるけど他の人と違って尖った強みもない…

──その為、学園でも普通の生活をしていた。

──だけどそれは変わり始めたんだ。

──友達で幼なじみの人によって。


〜代々木音楽学園 IーAにて〜

「ねえねえ私、踊れるようになったんだよ!」

「凄っ!私なんて無理だよ〜」

クラスメイト達は踊り出した。その踊りは素人の中ではかなり凄い方だった。

「(凄いなあ。みんなは。自分は平凡で普通なのに。)」

それを見るのが自分を平凡で普通と言っている久松(ひさまつ)準平(じゅんへい)

彼はクラスメイトからは普通じゃない、器用万能と言われているが、本人はそれを過剰評価と言うくらいには自己評価が高くない。

最もクラスメイトを下に見ている訳では全くないのでそんなには嫌われていない。まあかと言ってモテている訳でもないが。

「(自分は普通のレベルくらいしか出来ないのに凄いよな…)」

「(あーこれが優利だったら絶対すぐに出来ているんだろうな。)」

準平には幼馴染がいる。それが池原(いけはら)優利(ゆうり)である。

優利は優等生だがネガティブ。そして非常に女性的な見た目をしている男の人だ。

優利はそつなくこなせる(と優利は感じている)準平に憧れを抱いている。

「(...いやでも普通である自分自身を変えたいのに何もしないのは論外だよな。)」

「(よし、自分もダンスを...)」

「あれ?準平君?」

すると優利がやって来た。

「あ、優利。今日は珍しく少し遅かったな。いつもならみんな来ていない時に来るのに。」

「それはちょっと先生に頼まれたから。それでちょっと来るのが遅くなってしまったんだよね。」

「成程な。やっぱり優利って信用されているからな。」

「いや、準平君に比べたらそれ程でも…でもありがとう。」

優利はニコッと笑った。

「あ、もう少しで一時間目の授業が始まるらしいよ。体育館に向かおう。」

「うん。準平君。」

そして体育の授業でも…


「よし!ここで…ターン!」

「流石です!池原さん!」

優利は素人の何倍も上手いダンスをした。

「………」

すると何処かからある生徒が見ている。

「(池原優利…か。あれがゆうせぃが凄いって言っていた…)」

「(それに対して久松準平って人はなんだか普通…でも確かに努力はしている感じはするな。)」

「(…これはゆうせぃに言わないといけないな。)」

謎の生徒は教師らにバレないようにこっそりと歩いて行った。

「えーでは久松さんもお願いします!あ、皆もお願いしますね!」

「えっと…こうですか?」

「あ、良いですね!久松さんも凄いですね!」

体育担当の教師は褒める。だがそれが準平にとっては過剰評価だった。

「あ、ありがとうございます。」

「(だから皆過剰評価しすぎだって…自分はダンスをこなしているだけなのに…)」

「(まあ、難しい所もあるけど…それは自分だって出来ないし…)」

「(優利とかとは違うんだよ。だけど自分は。自分は普通で練習しても基礎的な事しか出来ないんだよ。)」

しかしその言葉は誰にも伝わらない。

それなりにダンスをして体育の授業は終わった。

そして時間は飛んで放課後──。

〜放課後〜

〜高二の廊下にて〜

「おーい。ゆうせぃ?」

「なんだよ。エージ。」

放課後、高二の廊下では一限目の体育の時に準平と優利を見ていた永吉(えいきち)|エイジと、その友達、白土(しらつち) 裕靖(ゆうせい)がいた。

「今日の体育でいた優利って人、凄かったねぇ〜」

「またエージは授業サボったのか?だからゆーりに疑いの目で見られるんだよ。」

「うるさいなあ。ぼくは留年してしまったからやる気がないの。」

エイジは授業をサボりまくった事が原因で留年せざるを得なくなった。

だが留年してもサボりを改善する気はない。

「お前、そのままだとずっと留年するぞ?下手したら今中等部の人と同じになる可能性すらあるのに?」

「はあ…信じられないかもしれないけどぼくは一年前よりは真面目。最低限の授業くらいは出ているよ。」

「……っとぼくは自分の事について喋りすぎた。ゆうせぃ、優利の話していい?」

エイジはこれ以上話すと裕靖にうるさく言われると思い、優利の話に変えた。

「まあいいけど…でも今日の一限目って高一体育だったよな?久松さんって人はどうだった?」

「おれは結構凄いと思っているけど。」

すると、裕靖は準平の話をしようとする。しかも結構高く見ているようだ。

「いやあの人は普通でしょ?確かに悪くないけどさ。」

「エージは厳しいな…それはお前が凄いから、久松さんが普通に見えるだけじゃないか?」

「いや、誰もが見ても普通って言うと思うよ。ぼく達の『鬼リーダー』すらも。」

エイジは厳しいことばかりを言う。段々、裕靖も苦笑いして来た。

「…おれらの『中心』は久松さんの事をそんな厳しく言わないと思うけどな、だって久松さんの努力は分かっている訳だから。」

「え〜?『鬼リーダー』は容赦しないから久松準平に対しては努力していた事を知ってしても厳しい事を言うんじゃない?」

「…まあぼく達よりは厳しく言わないだろうけど。」

「なあ所で時間ある?」

すると裕靖が突然聞いた。

「うん?あるけど…どうしたの?」

「ちょっと久松さんをおれ達のユニットに誘わない?」

「え〜?それは久松君絶対断ると思うよ?だって久松君色々普通の生活しているから。ぼく達のユニットみたいなスパルタは嫌なんじゃない?」

「いや、大丈夫だと思う!…ごめんちょっと行ってくるな!エージは行きたくなったら来いよ!」

裕靖は素早く準平のいる所へ向かって行った。

「えっ!?ちょっとゆうせぃ!?」

そしてエイジも向かう事になった。


その後、準平の教室にて。

〜Ⅰ-A〜

「失礼します!この教室に久松さんは居ないでしょうか!」

「えっと…あ、準平君。誰かに呼ばれているよ。」

「あ、ありがとう。優利。自分だけだと気付かなかったよ。」

誰かに呼ばれた事に気付き、準平は教室の扉に向かう。

「はい。久松準平ですけど…」

「あ、ちょうど良かった。久松さん。」

「──ゆーりも所属しているおれ達のユニットに入らないか?」

「………え?」

準平は衝撃を受けた。

皆さんこんにちは。小山シホです。さて今回、新しいドリネバを作りました。時系列は他の5つのドリネバと同じです。

そして今回はメンバーが今四人だけですが正確には五人目がいます。まあ五人目はメインストーリーに登場するのはかなり遅くなるでしょうし、下手したらユニットストーリーになってからかもしれません。

次回予告

突然ユニットに誘われた準平。だが準平は先輩である裕靖に緊張してユニットに入るかを迷ってしまい──?

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