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キングスフォード公爵家の内情5

「あの方たちはもと近衛兵なの?」


「ええ。近衛兵の者もいますし、志願して私兵に入った者もおります」


「こんなに兵士を集めておられるということは戦争が起きるということかしら?」


ロズウェル王国とプレストン王国の関係性がそこまで悪化しているということなのか?

さすがにこの兵士の集め方は驚いてしまう。

私兵を持っていなかったのに持ち始めたというのも。


「戦争が起きるかどうかはわかりません。閣下のお考えがあって私兵を持たれるべきだという判断をされたのだと思います」


「そう……」


そりゃまぁそう言うわよね。


その後、城の外壁に沿ってどんどん歩いて行き、古びた枯れ井戸のところを回ったら厩舎があったのでそちらへと回っていくと立派な馬たちがたくさんいる。


しかも中の一頭の馬がハンナの方に寄ってくるではないか。


まぁ、かわいい。


実を言うと、ハンナは乗馬は得意な方だ。

田舎は乗馬ができなければ移動がこの上なく面倒なので、だいたいは馬に乗れるのだ。


くんくんと鼻をハンナの方につけてくるこの馬があまりにかわいすぎた。


「この子はなんという名前なの?」


世話していた馬丁のひとりに聞いてみた。


「彼女はジェイといいます」


「ジェイ?女の子なのよね?」


「はい」


男の子みたいな名前だ。だけど、かわいい。


「ジェイ。ハンナよ。よろしくね」


馬丁にもらった草をあげてみたら、何度もハンナに鼻をすりすりしてくる。


「またいつかあなたの背中に乗ってもいいかしら?」


「ひん」


うれしそうにジェイは返事する。


謎の多い公爵領だがここは癒しの場だわとハンナはジェイの頭を撫でた。


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