盗賊団一網打尽フラグ
「ふざけんじゃねえ! 俺はバレルファミリーとも盃を交わしてるんだぞ! こんなことをしてタダで済むと思ってんじゃねえぞ!」
「貴様ら! あれが今日貴様らの訓練に使う採れたてのモルモットたちだ!」
バレルファミリーとかいう規模がでかいだけの盗賊団の名前を頭領がほざくのを無視して、騎士たちに説明する。
中盤の難敵だとか言われたが、攻略法が確立されてからは狩られまくってATM盗賊団と呼ばれた雑魚など気にかける必要性もない。
「まずあそこで騒いでいるやつを使って見本を見せる。終わったら、他の連中を使って、尋問を開始しろ」
「「イエス、サー!!」」
「やめろ!」
「まず最初に文句を言わなくなるまで、体内で魔力を暴走させる」
「やめ……,ああアアアアア!!」
俺の魔力を流入させて,盗賊の体内で暴れさせると,悶え苦しみ始め,椅子の上で何度も跳ねる。
「間違っても量を入れすぎるなよ。物理的に破裂して,回復魔法を使えるものの手を借りなければ尋問の続行が不可能になる。次は吐かせたい内容について問いかけて,答えなければ,再度魔力を暴走させる。関係のある盗賊の名と居場所を全て吐け!」
「わかった! 言……ああアアアアア!」
吐かなかったため,魔力暴走を再開させる。
「吐け!」
「だから……ああアアアアア!」
「吐け!」
「モロイ・ダンベル,グール子爵領,首吊り山脈の麓! ウコン・バサラ,プール男爵領,墓場岬の崖下の洞窟! イーノーー」
「このように素直に白状するまで魔力暴走を行い,嘘をついた場合再び魔力暴走を再開する。尋問の仕方は以上だ。貴様らもそこの椅子に括り付けられてるモルモットに使って訓練を開始しろ」
「「イエス・サー!」」
騎士たちに尋問を始めるように促すと,若干顔が青ざめた顔の盗賊の子分に向けて殺到し始めた。
魔力暴走は数をこなさなければ身につかないので,これでも足りないだろう。
大量にモルモットを用意する必要がある。
頭領が吐いた場所の盗賊団を壊滅させるついでにモルモットにするのが一番都合がよさそうだ。




