やりたいことリストを書いてみよう
『薬剤 初級』の本を取るといろいろな薬の作り方が載っている。
「なになに…ヨモ草は乾燥させ擂鉢で細かく潰したっぷりの水を加え火にかけることで効能を引き出すことができるのか。効能:擦過傷・打ち身などか。ほかには…ドゥの羽根を羽軸から色のついた部分を外し少しずつ水を加え好みの色になるよう調整する。どんなものにも色をつけることが出来、完全に乾くとその色が定着する、と」
茣蓙に並べたヨモ草をみるとまだ乾燥出来ていないため今日見つけることが出来たドゥの羽根に挑戦してみることにした。
「羽根の色は黒と赤と黄色でしょ…。あ!!やりたいことリストを書いてみよう!!」
どんなものにでも色がつけられるなら紙に羽根ペンで文字をかけるのではないかと考えたのだ。
外にかけておいた茶色いコートを羽織りさっき見つけた3つの瓶を持ちウーターリーツのところでいったん瓶をすすぎ並々に水を入れる。ウモたちのバケツに水を足し作業部屋に戻る。
昼食を済ませ、剪定ばさみを使い黒の羽根の半分ほどを切りキッチンにあった小さな皿の中に入れていく。汲んできた水を少量加えるとみるみるうちに羽が溶け黒い水が出来上がった。
「さてさて…筆ペンをつけてっと」
先ほど見つけた本の最初のページに13と日付をつける。
「滲んだりはしないけど結構濃い色なんだ…裏には写ってないけどもっと薄めても大丈夫そうだな」
少し水を加えペンで混ぜ、日、(、雨、)、と記載していく。
「まだ濃いけどこのくらいなら良いな~。結構な量になっちゃったなし」
出来上がったインクは小さいお皿からこぼれそうなほどの量になってしまった。
「ほんの少しの羽でしっかりした色が出来上がるんだ。もったいないことしたけど今後の為への経験てことで…さてとやりたいことリストは」
①閻魔様から依頼された人探し(誰を探さなきゃいけないかを調べる)
②食事状態の改善(町に行く)
③友達をつくる(この世界の常識を知る)
④公爵様に会う(お礼を伝える)
「今のところこんな感じかな?やらなきゃいけない順で思いつく手段を書いてみたけど…どれも今は難しそうだから地道に行こう。これにはわかったこと、その日やったことを書いていこう!!筆ペンにもなれないと…以外に書きにくい…」




