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閻魔様にあってラッキー運貰いました  作者: ルナ
異世界生活編
22/25

雨の日はのんびりしましょ

「もう決まったことなのだ!!おまえは言われた通りにしていればいいんだ」

「待ってください!!彼女は…」


ザーザーザー

「ン…」

強い雨音で明は目を覚ました。

「今何時だろう…」

部屋から出て暖炉の上の時計を確認すると9時を示しており、ずいぶんと寝過してしまったらしい。

「いや…寝ぎたない私にしては今まで良く起きてたって感じかな?今日はコッコたちの鳴き声が聞こえなかったからな」

仕事が休みの日に夜更かしして、のんびり昼まで寝ているような生活をしていたのだ。

昨日産まれた子ウモも気になり外に出る。

物干し場にはクック・ドゥが薪の上に登っており、ウモのそばに子ウモが寄り添っていた。

「おはよう。みんな!!」

「コケー」

「モー」

「すごい雨だね~。いつ頃やむんだろうね?」

まだまだ雲は厚く今日は一日雨が降っていそうだ。

「ウモはまだ葉っぱがあるからご飯大丈夫かな?」

「モー」

「クック達には今乾パン持ってくるから待っててね」

「コケー」


家に入り昨日つくったスープに火を入れる。それから乾パンを持ち皆の下に戻る。

乾パンを細かく砕きクックとドゥの近くに置く。

二匹とも勢いよくついばみ始める。薪の上に黒と赤と黄色のドゥの尾羽が落ちているため拾っておく。

「食べられそうで良かった。水はバケツの中に入ってるからまだ足りるかな?」

「モー」

本当にかしこい子たちである。

「何かあったら教えてね。クック今日も卵ありがとうね」


温め終わったスープをカップによそいはふはふと食べる。

「コンソメスープってどうやって作るんだろう…野菜は煮て作っていた気がするんだけど…こんなことなら料理教室に通っておけばよかったな~。日本にいるときなんか気にも留めなかったけどこの切った皮とかももったいないし…この屑を煮てみよう!!」

食べ終わるとさっそく野菜の剥いた皮を適当な大きさに切り鍋に放り込む。

「外は結構な雨なんだよね…このまま出るとびしょ濡れになっちゃうからな~」

明は物置の中をあさると奥の方に大きな茶色いコートを発見する。

「これを頭からかぶれば濡れなくて済むか。」

自室の椅子を外に出し、鍋を手に持ちコートをかぶりウーターリーツから水をもらう。

「ウモたちの水も汲んでおこう」

バケツにもなみなみと水を汲んでダイネとニジの水を変え皆が飲めるように置いておく。

「ダイネとニジはもうすぐ花が咲きそう!!」

コートを地面につかなように椅子にかけ、家に入り鍋に火を入れる。

ことこと煮込むと鍋の中の水が紺色になってきている。

「うんうんいい感じいい感じ」

浮いてきた屑を取り除き刻んだジャガとブカの葉を細かく刻みくらえるとスープが出来上がった。

「お昼に食べよー」


明は作業室に入った。

「本をたくさん見たけど…作業台には乳鉢やフラスコみたいなものと…これ!!何も書いてない!!ノートとして使わせてもらちゃお!!憧れてた羽根ペン!!…インクはっと…見当たらないな…下に蓋つきの大きな瓶が4本置いてあるくらいなのかな?壁にはこれぞ魔方陣!!みたいなものがたくさんあるけど…こうゆうの書けたら楽しいのになぁ~。この瓶は使えそうだから洗って使お~」

瓶を玄関脇に置き、役に立ちそうな本を探す。

「今日は畑仕事しなくていいから今後の生活に役立つものがあればいいんだけど…」


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