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閻魔様にあってラッキー運貰いました  作者: ルナ
異世界生活編
18/25

リーモンの木とティ木

次の日もクックとドゥの声で目を覚ました。


前日に使った服とタオルを持ち外に出る。空はやや黒い雲が覆っている。

家の前の叢はウモによってすっかりきれいになっている。


「ウモ、クック、ドゥおはよ~。こんなにここ広かったんだね~左の奥に木があるの知らなかったよ~」


ウーターリーツの前に緑の卵が落ちていた。


「緑ってことは食べていいんだよね」


恐る恐る手に取るもドゥ達は特に怒る様子なく餌を探し食べている。


「まだ温かい…ありがたく頂きます」


二匹に手を合わせ大切にキッチンに運ぶ。

水を飲み、洗濯場で汚れものを洗う。


「やっぱりシーツの端はほどけちゃうな~縫うしかないかな」


干し終わると昨日植えた植物たちに水を上げる。

ソプ草はもう本葉が出てきている。ブカはところどころ双葉が出始めている。

ニジとダイネの水を取り換えると昨日よりやや成長している。



鍋に水を汲みキッチンに戻りお湯を沸かす。そこにやや萎れたヨモ草を入れてみる。少しすると緑色がかったお湯が出来上がった。

ダイネを薄くスライスし千切りをつくり器に盛り付けサラダの完成。

フライパンを十分に熱し卵を落とす。緑の卵だったため中身を心配していたが中身は以前食べていた物と変わらず透明な白身とやや薄い黄色であった。黄身が半熟になるころには白身の縁がカリカリになってきたためお皿に移す。ヨモ草茶をコップに移しそれぞれテーブルに運び席に着く。



「頂きま~す。…ダイネ辛い~…お茶苦い~」


ダイネサラダから手をつけるもとても辛みが強く、それをごまかそうとお茶に手を伸ばすもこちらは苦い。


「ブカのサラダにすればよかったか…昨日のスープではそんなに辛みを感じなかったから大丈夫かと思ったんだけど…」


このままでは食べられないのでダイネサラダを横によける。


「クックの卵はどんな味だろ~…おいしい~」


とっろとした黄身が口の中に広がり卵独特の風味を感じる。


「調味料がないのはなかなか難しいけど…この卵があるのが本当にありがたい。いろいろ挑戦していこう‼︎」



今日は水やりも終わったためバケツの中にのこっていたヨモ草をテーブルの上に広げバケツと植物の本を手に外に出て調査を開始する。

今日初めて有ることを知った木の下へ行ってみる。ちょうど明の胸の当たりまである木とゆうに3mはあるだろう木の2本


「この大きな木は…『リーモンの木、8の月~9の月に二色の実をつける。赤い実は甘みが強く歯触りが良い。黄色い実は果汁が多く酸味が強い』か。リーモンの木はまだ実をつけてないみたいだな。こちらの木は…『ティの木、葉を水で煮出すと緑色の水になり、さわやかな口当たりの飲み物になる。枝は繊維質で歯を磨くとすっきりする』と。これを飲めばよかったんだ…歯ブラシにもなってありがたい木だ!!」


さっそく小さい木の葉をむしる。良く茂った葉はバケツ一杯とっても少し枝ぶりが見えるようになったくらいだった。

その枝を一本拝借し葉と共に洗い、咥えてみるとスーとした味が口の中に広がった。


「うがいしかできてなかったから良かった」


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