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最強の兄弟  作者: 優木貴宏
学院3年生 模擬戦団体編
737/746

団体戦5番手 兄弟の決着

―――模擬戦盤上―――


「これが最後の攻撃になるからこの光が消える前に決着がつくね。」

クロノは笑顔でこれで勝負が決まると話す。


「そうだな、悪いけど勝つのは俺だ!」

ノアオはクロノの放つ黒い玉に対して光る魔力剣で斬りつける。

2つの攻撃がぶつかる直前に2人は走馬灯のように過去の戦いを思い出していた。

この瞬間の2人はこの時間がずっと続けば良いのにと心から願っていた。

それでも決着の時は訪れる。


「ダークボール!」

「魔閃 魔光斬(まこうざん)

黒い玉とノアオの光り輝く魔力剣の2つの特殊な魔力がぶつかりあった瞬間に強大な魔力波が2人に向かって飛んでくる。

その勢いにノアオは弾き飛ばされるが直ぐに立ち上がってクロノに向かって攻撃をする為に目の前を確認する。


「ここまで粘れたから左腕も動かせる程度には回復させる事が出来たよ。」

クロノはいつの間にかノアオの目の前に近づいており自分の仕込み杖をノアオに突き立てる。

魔力も体力も限界で先程の衝撃があまりにも強かったためか、ここまで近づかれていることに気が付いていなかったので見えた時にはもう既に遅く避けることが出来ないままクロノの仕込み杖で胸を刺されるノアオ。


「絶対に兄さんならあの黒い玉を何とかするって信じてた。だから追撃をあのタイミングで仕掛けていたんだよ。」

クロノは胸に突き立てながらノアオなら必ず黒い玉を対処すると信じていたと話す。


「ちっ!兄として勝ちたかったんだけどな。悔しいけどこれで終わりだな。」

ノアオは致命傷となり魔力剣を保てずにその手から消えていってしまう。

気がついた時には会場を包んでいた光が消えており観客はクロノがノアオの胸に剣を突き立てている姿を突然見せられ何も言えずに静かに見守っていた。

そして模擬戦の勝敗が表示されクロノの勝利が誰の目からも見える位置に大きく現れていた。


「......け、け、決着!!!」

数秒の間、バレッグは声が出ないようで口をパクパクさせていたが言葉に詰まりながらも決着の言葉を大きく叫んでみせる。

その声を聞いた会場はこの模擬戦の中で一番の歓声をあげて大きな盛り上がりを見せていた。

観客席では2人をよく知る通い場の人達が勝ったクロノだけでなく負けたノアオに対していい勝負だったと大きな拍手と歓声で称える。

今まで知られていなかった若い兄弟のレベルの高さに誰もが文句なしに褒めたたえている。

バレッグは2人の勝負についての感想を今までと同じように述べようと機会を伺うも誰もがこの勝負に興奮冷めやらぬ様子で大きな歓声が上がり続けているので静かに会場の様子を見守り続けていた。

クロノ対ノアオは第1章を書いてる時からクロノの勝利で考えてました。

それ以外の勝敗は書きながら決めているので書き始めた段階と展開が矛盾してる所とかあるかもしれません。

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